七尾百合子
ーーーアルヴィス、第1CDC
七尾百合子
真壁:それで、航路上に現れたこの島は?
望月杏奈
オペレーター:地図上では、この辺りに島は存在しません。
望月杏奈
オペレーター:おそらくあれは人工島かと。
七尾百合子
真壁:我々とは別のアルヴィス、ということか。
望月杏奈
オペレーター:その可能性もあります。
七尾百合子
真壁:(だから百瀬莉緒は調査を提案してきたのか・・・。)
所恵美
ーーー恵美宅
所恵美
ん〜っと、必要なのはこれと、これと・・・
所恵美
これくらいかな!
所恵美
しっかし、何でアタシまで調査隊に入っているのかな〜?
所恵美
医療班の人手が足りないからって、アタシじゃなくてもいいじゃん・・・。
七尾百合子
ーーーアルヴィス、廊下
七尾百合子
うう・・・ついに明日出撃かぁ・・・。
七尾百合子
戦いに行く訳じゃないらしいけど、緊張するなぁ。
望月杏奈
百合子さん・・・。
七尾百合子
わっ!?杏奈ちゃん?どうしてここに?
望月杏奈
大人の人に聞いて、入れてもらったの・・・百合子さんに会いたくて・・・。
望月杏奈
あのロボットのパイロットに選ばれたんだよね?
七尾百合子
うん・・でも、ちゃんとできるか不安で・・・
望月杏奈
・・・できるよ。
七尾百合子
え?
望月杏奈
百合子さんなら・・できるって、杏奈は思うよ・・。
七尾百合子
で、でも、この前の模擬戦の結果は散々だったし・・・
望月杏奈
・・・それでも、百合子さんならできるって、杏奈は信じてる。
望月杏奈
それじゃ・・・だめ・・・?
七尾百合子
・・・杏奈ちゃん!
七尾百合子
・・・ありがとう!
望月杏奈
杏奈にとって・・百合子さんは大切な友達だから・・当然だよ・・・。
望月杏奈
ーーー
望月杏奈
・・・可奈、あれでよかったの?
所恵美
可奈:うん。自信がないまま出撃してもいい結果にはならないから。
所恵美
可奈:ありがとう、杏奈ちゃん。
望月杏奈
杏奈は本心を言っただけ。百合子さんは本当に大切な友達だから・・・。
望月杏奈
百合子さんがロボットに乗るって知っていたら、自分で会いに行ったよ。
望月杏奈
だから、約束して。百合子さんを無事に帰すって・・・。
所恵美
可奈:戦いに絶対はないから・・・約束はできないよ。
望月杏奈
でも・・・できるだけ安全な位置につかせるとか・・・できるよね・・?
所恵美
可奈:・・・それは代わりに、志保ちゃんや未来ちゃんが危険な目にあうってことだよ?
望月杏奈
!
所恵美
可奈:百合子さんさえ無事なら、他の皆はいいの?
望月杏奈
それは・・・。
所恵美
可奈:・・・できるだけの努力はするよ。
所恵美
可奈:私だって、もう誰も死なせる気はないから・・・!
望月杏奈
?・・まるで誰かが戦って犠牲になったみたいな言い方だね・・・?
所恵美
可奈:・・・いつか、知る時が来るよ。
望月杏奈
・・・?
(台詞数: 47)