ジュリア
よし!チハ、タイムは?
如月千早
おめでとうジュリア。自己ベスト更新よ、やったわね。
ジュリア
そうか。けど、まだまだ油断は禁物だよな?
如月千早
ええ、用心するに越した事はないわ。
ジュリア
そうだよな…見えたぜ、ターゲットだ。
如月千早
ジュリア、さよならは言わないわ。必ず生きて帰りましょう?
ジュリア
勿論だよ。その為に特訓までしたんだからな。
如月千早
そうよね…来たわ!
北上麗花
やっほ~♪2人とも、迎えに来たわよ。さ、家まで案内するね?
如月千早
こんにちは、お願いします。
ジュリア
レイ、招待サンキュー。今日はよろしく頼むよ?
ジュリア
(確認しておくぜチハ。着いたら適当に喋って、用を思い出す。そしてダッシュでズラかる。)
如月千早
(分かってるわ。そして、後から来る野々原さんに全てを託すのよね?)
ジュリア
(ああ。許せアカネ、今度そのうちプリン奢ってやるからな…)
北上麗花
じゃじゃ~ん、ここが私のお家です。鍵開けるね~。
如月千早
お、お邪魔します…
如月千早
…思った程でも無いわね。もう少しゴミ屋敷みたいのを想像してたんだけど。
ジュリア
だな。まあ床にモノが散乱して、大量の箱が山積みになってはいるけど。
北上麗花
ゆっくりしてってね…よっと。はい、座ってちょうだい?
如月千早
(ジュリア見た?今、箱と箱の隙間から座布団が出て来たわ!?)
ジュリア
(ああ。そして、その隙間に名前を呼ぶのもはばかられるアレがうごめいてたのもな。)
北上麗花
暑かったでしょ。2人とも何か飲む?
如月千早
お、お気遣いなく。そう言えばジュリア、今日は本当に予定無いのよね?
ジュリア
え、ええっとそうだな。あれ?いや違うぜ、たしか何か用があったような…
北上麗花
そうなの…あ、ごめんなさいちょっと待って。茜ちゃんから電話だわ。
如月千早
…え?
北上麗花
もしもし?うん分かった、じゃあね…茜ちゃん、急用で来れないって。残念だわ。
ジュリア
(…アカネの野郎!アタシらの考えを読んでやがった!)
如月千早
(やられたわね。どうするジュリア、これですぐ帰るのはさすがに失礼だわ。)
ジュリア
(分かってるよ。考えろ、とにかく考えろ。必ずあるはずだ、この状況を打開する何かが…)
北上麗花
見て見て2人とも。ここ落書き出来ちゃうわ、千早ちゃん書いてもいい?
如月千早
(埃!?ホコリなのあれ。てっきり白塗りなんだとばかり…)
ジュリア
(マズイな。このまま夕飯まで、なんて事になれば破滅する。何とかしないと…そうだ!)
ジュリア
な、なあレイ。せっかくの良い天気なんだ、部屋にこもってないでどっか出掛けないか?
如月千早
いいわねそれ。賛成だわ、是非そうしましょう!
北上麗花
そう?でもせっかくだからご馳走しようと思って、色々準備してたんだけど。
ジュリア
ま、また次の機会にな。早く行こうぜ?
如月千早
行きましょう?私、一度麗花さんとお出かけしてみたかったんです。
北上麗花
まあそれもいっか。じゃ、車出すわね。キー取ってくるから待ってて?
如月千早
よろしくお願いします…ナイスよジュリア、助かったわ。
ジュリア
だろ?我ながらよく思い付いたよ、これでもう安心だな。
北上麗花
お待たせ2人とも。それじゃあ乗ってちょうだい。さ、どこに行こっかな…
ジュリア
…おいチハしっかりしろ。大丈夫だ、もう終わったんだよ。
如月千早
…ほんと?はやいのも、ぐるぐるもおしまいなの?
ジュリア
ああ、もう大丈夫。生きて帰ってこれたんだよ。さ、降りて?怖くない怖くない…
如月千早
くるま、こわい。はやいの、いや。ぐるぐるはもっといや。
ジュリア
恐怖で幼児化しちまったか。アタシもチハを笑えないけどな、ズボン履き替えなきゃだし…
北上麗花
あ~楽しかった。また行こうね、2人とも!
(台詞数: 48)