徳川まつり
『はいほー!今日も姫のライブに来てくれてありがとうなのですー!』
徳川まつり
『姫の魔法でとーってもびゅーりほーなものにしちゃいますから、見逃しちゃだめなのですよー!』
徳川まつり
はぇ~…
徳川まつり
すっごいね!ママって本当にお姫様だったんだ!
徳川まつり
【もうすぐ5つになる娘、みことが私の昔のライブ映像を食い入るように見ている。】
徳川まつり
「ふふ、懐かしいわね。」
徳川まつり
「そうだよ。ママね、甘くてふわふわのマシュマロのお姫様だったんだよ。」
徳川まつり
すごーい!
徳川まつり
あれ?でもママはもうお姫様じゃないの?
徳川まつり
「うん。ママのところにね、素敵な王子様がやってきて、私をお城から連れ出してくれたんだ。」
徳川まつり
「それからママはお姫様じゃなくなって、普通の女の子に戻ったんだよ。」
徳川まつり
なんでお姫様から普通の女の子になっちゃったの?お姫様のほうが絶対いいじゃん。
徳川まつり
「う~ん…たしかにお姫様の生活も楽しかったけどね…。」
徳川まつり
「それ以上に王子様と一緒に暮らすことのほうが幸せだったからかな。」
徳川まつり
えぇー!絶対お姫様の方がいいじゃん!
徳川まつり
「ふふっ、みこともそのうちわかるようになるわよ。」
徳川まつり
あ、それじゃあ私がお姫様やる!ね、いいでしょママ。
徳川まつり
「みことはもう立派なお姫様だよ。だって、ママと王子様から生まれた可愛い娘だもん。」
徳川まつり
えっへん♪じゃあ今日から私はお姫様!
徳川まつり
私…じゃなくて姫はとっても…びー…びゅー…?
徳川まつり
「びゅーりほー♪よ。」
徳川まつり
それ!びーりほーでわんだほーなお姫様なのですー♪
徳川まつり
「うふふ、とっても可愛らしいお姫様ね。」
徳川まつり
(ガチャ)『ただいまー』
徳川まつり
ほら、パパが帰ってきたわよ。お出迎えに行きましょ。
徳川まつり
はーい!パパー!私ね、今日からお姫様になったんだよ♪
徳川まつり
「あらあら、あんなにはしゃいじゃって。」
徳川まつり
「私とパパの可愛い娘のみことちゃん。」
徳川まつり
「今日からあなたが立派なお姫様だよ♪」
(台詞数: 29)