徳川まつり
絵本の中には
徳川まつり
お姫様がいました
徳川まつり
王子様がいて
徳川まつり
お城があって
望月杏奈
魔王がいて
望月杏奈
勇者がいて
望月杏奈
勇者は、何も言わす、黙々と世界のために戦う
望月杏奈
それが
望月杏奈
勇者の運命だから
北上麗花
そんな運命だなんて
北上麗花
ロマンチック
北上麗花
でも
北上麗花
おもしろくない
北上麗花
それは最初から決まっていた事だったんだよ、なんて
北上麗花
あとから言われても
北上麗花
笑っちゃいます
徳川まつり
時には泣いたり
徳川まつり
怒ったり
徳川まつり
ハッピーエンドもバッドエンドも
徳川まつり
本の中なら何度でも何度でも
望月杏奈
そう何度だって
望月杏奈
世界を救う
望月杏奈
何度もお姫様はさらわれて
望月杏奈
その度に助けに行く
望月杏奈
勇者、王子様、ヒーロー
北上麗花
お姫様だって
北上麗花
待ってるだけなんて退屈
北上麗花
そんな狭いトコロは飛び出して
北上麗花
こっちの世界の方が楽しいことたくさん
徳川まつり
マンガの中だって外だって
徳川まつり
憧れも希望も、キラキラしたものぜーんぶ
徳川まつり
欲しいものは全部
望月杏奈
ワクワクもドキドキも
望月杏奈
ゲームの外にもたくさんあるって気が付いて
北上麗花
そこで楽しことだけずっとずっとしていたいけど
北上麗花
ホントの自由って、満足を追いかけるだけじゃないって
北上麗花
ちゃんと怒ってくれる人がいて
徳川まつり
その人が教えてくれた
徳川まつり
お姫様になるためには
徳川まつり
お姫様であり続けるためには
望月杏奈
何度も何度も
望月杏奈
何度もクリアできるまで挑戦して
北上麗花
アイドルになりました
徳川まつり
お姫様になりました
望月杏奈
勇者……にはなれなかったけど
北上麗花
私の楽しい事を、みんなの楽しい事のままでいさせてくれて
徳川まつり
お城の中で待ってるだけじゃないって、王子様が言ってくれて
望月杏奈
だから、聞いてほしい、見てほしい
北上麗花
そう紛れもない
徳川まつり
あなたの、アイドルだから。
(台詞数: 50)