ジュリア
このマットは何だろうね?
如月千早
ヨガマットね。私も使ってるけど、ストレッチする時に床でやるより効果的なのよ。
ジュリア
ふーん。しかし色々あるな。バランスボールに腹筋マシン…こりゃ何だ?
如月千早
顔を引き締めるやつじゃなかったかしら。口がすごく疲れるのよねこれ。
百瀬莉緒
2人とも珈琲で良かった…ん、何か使いたいならどうぞ。
ジュリア
遠慮しとくよ。けどすごい数だな、本当にこんなに使ってんのか?
百瀬莉緒
当然。モテる為には日々の積み重ねが大切ですものね。
如月千早
はあ。あの失礼かもですけど、ここまでする必要あるんですか。その、モテとやらの為に。
百瀬莉緒
あら。千早ちゃん達は歌が上手いからってレッスンしないでいいと思うワケ?
ジュリア
おいおい、こういうのと歌を一緒にすんなよ。
百瀬莉緒
似たようなものよ。才能があって、好きな事ならそれを伸ばしたいって思うでしょ。
百瀬莉緒
私の場合はそれが歌とは違うものだったってワケ。だからこそこんなに努力してるのよ。
如月千早
なるほど、そう言われるとわかる気がします。
如月千早
…だから、百瀬さんは男性からモテるんですね?
百瀬莉緒
えっ!?あ、あ~そうね、まあそうなるのかしら。あはは…
ジュリア
すごいよな。これだけモテモテなのにちっとも話題になったりスキャンダルにならないんだから。
如月千早
能ある鷹は爪を隠す、ってやつかしら。アイドルだからそういうの気をつけてるんですよね?
百瀬莉緒
そ、そういう事にしておいてちょうだい。はあ…
如月千早
…ご馳走でした。とっても美味しかったですよ。
百瀬莉緒
お粗末さま。味付けどうだった、あなた達にはちょっと濃かったかしら。
ジュリア
いや、ちょうど良かったよ。何でだい?
百瀬莉緒
最近お酒のつまみみたいな物作る事が多くてね、味が濃くなっちゃうの。だからね。
如月千早
大丈夫ですか?お酒はほどほどにした方がいいと思うのですが…
ジュリア
馬鹿。チハ、そういう意味じゃねえよ、ほら、男の好みで…
如月千早
えっ。あ、そうか、そういう事…百瀬さん、失礼しました。
百瀬莉緒
いいのよ、気にしなくて。けどあなた達にはちょっと早い話題だったかしらね?
百瀬莉緒
(言えないわよねえ。このみ姐さん相手の料理だから味が濃いだなんて…)
如月千早
今日はどうもありがとうございました、とっても楽しかったですよ。
百瀬莉緒
どういたしまして。けどちょっと残念だわ、噂に聞くあなた達のおふざけが見られなくて。
ジュリア
しまった忘れてた。チハ、あれだ。「2人しか揃わないチャーリーズエンジェル」やるぞ。
如月千早
駄目よジュリア、あれは雨の日にしかやらないって音無さんの前で誓ったでしょう?
百瀬莉緒
別にリクエストはしてないわよ、気をつけて帰りなさいね…
百瀬莉緒
やれやれ。いつまでも見栄張るのも良くないわよね、本当にモテモテになるよう努力しなきゃ…ん?
百瀬莉緒
…もしもし姐さん?ちょっと、あれ持ってったでしょ。勝手に使うなって言ったじゃない。
百瀬莉緒
知らない?嘘おっしゃい、あんなものあるの、姐さんしか知らないわよ。早く返してよ、いいわね!
ジュリア
…大収穫だったな。
如月千早
ええ。おかげでいつもよりちょっと真面目な話しか出来なかったけどね。
ジュリア
上の空になるのも仕方ないよ。しかしさすがリオだな。まさか、こんなものまで持ってるだなんて。
如月千早
本当に良かったのかしら、勝手に持ち出して。いくら事務所の仲間だからって…
ジュリア
言ってただろ?自分磨きが大事なんだって。きちんと説明すれば分かってもらえるさ。
如月千早
そうね…楽しみだわ、早く試してみましょ?
ジュリア
ああ。こんなにワクワクするの、久しぶりだよ。見た目を磨くってのもいいモンだよな。
百瀬莉緒
だからしらばっくれないでよ。あれ持ち出したの姐さんでしょ?私が…
百瀬莉緒
買ったはいいものの使わずしまっておいた、バストアップマシン!
百瀬莉緒
あのね。あれインチキだから。使っても効き目ないの…だから!他に誰が持ち出すってのよ?
(台詞数: 45)