北沢志保
(この病院で働き始めて1週間が経ち、だんだんと仕事にも慣れてきた。)
北沢志保
(最初は天海先生の後ろを付いて回っていたけれど、今では1人で患者を受け持っているの。)
北沢志保
ふぅ、やっとお昼ご飯の時間ね。疲れたわ…あっ。
北沢志保
しまった…今日はお弁当を忘れたんだった。どうしよう…。
横山奈緒
おや?そこにおるんは新入りの先生ですか?
北沢志保
えっ…そうですけれど、あなたは?
横山奈緒
私、この病院の売店で働いている横山奈緒です。以後御贔屓にしたってください!
北沢志保
売店…この病院ってそんなものもあったのね。
横山奈緒
そや!ここで出会ったのも何かの縁!是非うちの店に来てください!
北沢志保
は、はい…まあ、ちょうどいいわ。おにぎりかパンくらい買えるわよね。
横山奈緒
…ここです!ゆっくり見てってくださいね!
北沢志保
見た目は普通のコンビニみたいね…あ、お弁当なんかも売ってる。お昼はこれにしようかしら…。
北沢志保
……ん?こ、これって…ゲーム内通貨カードじゃないですか!こんな物も売っているんですか!?
横山奈緒
そらまあ、大抵のコンビニにあるもんは揃えてますんで。
北沢志保
ここでこんな物を売ったら、患者が買ってしまうじゃないですか!
横山奈緒
安心してください。患者さんには売りませんから。主にお見舞いの人や先生用です。
横山奈緒
先生も1枚どうです?今ならキャッシュバック期間中ですよ?
北沢志保
……それじゃあ、1万だけ…。
天海春香
ふーーーん。志保ちゃんって課金するんだね。
北沢志保
ッ!?天海先生!?どうしてここに!?
天海春香
私もお昼は売店で済ませようと思って。
天海春香
それにしても、意外だなぁ。志保ちゃんが課金兵だなんて。
北沢志保
私、患者の気持ちを知るためにも、ある程度の課金は必要だと考えているので。
天海春香
私とは逆だね。私は患者が我慢しているんだから、絶対に課金しないの。
天海春香
まずは私がお手本にならないと……それに…
北沢志保
それに?
天海春香
ミイラ取りがミイラというか、廃課金患者になったら怖いもの。
北沢志保
…大丈夫ですよ。きちんと働いてさえいれば、ちょっと課金しても微課金ですし。
北沢志保
健全な課金は健全な労働から。働かざる者課金するべからず。これ、私のモットーなんです。
天海春香
いいね、それ。もし私が課金するようになったら、真似させてもらおうかな。
北沢志保
いいですよ。もっとも、天海先生が課金するなんて想像できませんが。
天海春香
あはは、ありがとう。
天海春香
…それにしても、1万は課金しすぎじゃない?いくらキャッシュバックがあるからって。
北沢志保
だってこの病院、職員は月2万までしか課金できないじゃないですか。
北沢志保
こうやって常日頃からチャージしないと、いざという時後悔しますので。
天海春香
ふーん…まあ、いっか。仮に志保ちゃんが重課金になったとしても…
天海春香
その時は私が絶対に治してあげるからね。
北沢志保
(ビクッ!?)
北沢志保
…そうならないように、気をつけます。
天海春香
あはは、それが良いよ。
横山奈緒
あの〜、先生方。はよ買わんとお昼終わってまいますよ〜?
天海春香
あっ、いけない!それじゃあ一緒に食べようか、志保ちゃん。
北沢志保
ええ…ご一緒します…。
北沢志保
(天海先生って、時々妙に威圧感があるのよね…。)
(台詞数: 44)