エミリー
裏方さんと一緒に、小道具の整理をお手伝いをしていましたら、金の燈火を見つけました。
エミリー
なんか「千夜一夜物語」を思い出しますね。たしかこう擦って…
徳川まつり
(どろろろろん!)はいほー!私はランプの姫なのです!
エミリー
本当に出てきてしまいました!…魔神さんではなく、お姫様ですけど。
徳川まつり
御主人様、ご用はなんです?姫がお願いを叶えてあげるのです。
エミリー
いきなりお願いを聞かれても思い付きません…。う～ん……。
エミリー
(ぐぅぅぅ……)
エミリー
………あっ///
徳川まつり
お腹が空いているのですね!御主人様のお好みにあわせて、
徳川まつり
姫お手製のふわふわマシュマロ、抹茶味をあげるのです♪
エミリー
うわぁ♪ふわふわのマシュマロの甘さと、染み込んだ抹茶の苦味が、
エミリー
絶妙なつり合いでとてもおいしいでしゅ♪ごちそうさまでした。
徳川まつり
喜んでくれて、姫も満足なのです!他に願い事はないのです?
エミリー
そうですね…。難しいですけど、「空飛ぶ絨毯」はどうでしょうか?
徳川まつり
それはなかなか、わんだほー!で難しい願い事なのです。
徳川まつり
ですが、御主人様は近いうちに手に入るのです。どきどきしながら待つのです。
エミリー
えっ、本当なのですか?
徳川まつり
姫の言葉に嘘はないのです!他にお願いはないのです?
エミリー
な、ならば私がすこしでも大和撫子に近づくために、
エミリー
私の髪を、黒髪で長髪が似合う女性にしてください。
徳川まつり
…………ほ?
徳川まつり
それは、だめー!なのです。
徳川まつり
御主人様の髪の色が変わってしまったら、全国の御主人様ファンが、
徳川まつり
深い悲しみに包まれてしまうのです。
徳川まつり
御主人様は、今のままでも充分可愛いのです。
徳川まつり
その素敵な所を捨ててでも、大和撫子になりたいのです?
エミリー
それは…………、嫌です。
徳川まつり
思い止まってくれて、姫は安心したのです。
徳川まつり
姫、お説教をしたら、眠たくなってとろりんまつりなのです～。
徳川まつり
さらばー!なのです。(どろろろろん!)
エミリー
帰られてしまわれました。
エミリー
姫様の言う通り、私の自然体のままで大和撫子を目指す気持ちが引き締まりました!
エミリー
ですが…、お手伝いに少し疲れてしまって、少し眠くなってしまいました。
エミリー
私も、少しここで休みましょう……。
徳川まつり
(数分後)
エミリー
(うぅん……、なんか体が浮いているような?)
エミリー
(あれ、仕掛人さま?なんか顔が近いような…。)
エミリー
What!?し、仕掛人さま!ここここれって、お姫さま抱っこ……。
エミリー
眠っていたから、起こさないようにって。い、いえ。嫌じゃないですけど///
徳川まつり
………。
徳川まつり
空飛ぶ絨毯は用意できないけど、空を飛べる気分になるのを用意したのです。
徳川まつり
姫に出来ないことはないのです!
徳川まつり
あとは大和撫子のお願いが残ってるのです。
徳川まつり
それは、プロデューサーさんにお願いすることにするのです。
徳川まつり
……ねっ♪
(台詞数: 45)