黒井社長
P『でん…わ…こんな時に…だれ…から…』
黒井社長
電話の通知…それは星梨花からかかってきたものだった…Pは電話に出た
黒井社長
P『…よぅ…星梨花…か…』
箱崎星梨花
(電話越し)あっ!プロデューサーさん出ましたよ!
北沢志保
(電話越し)代わって星梨花…なんで来てくれないんですか?
黒井社長
P『し…ほ…か…ごめん…ちょっと仕事をしくじって…間に合わなかったみたいだ…』
北沢志保
仕事をしくじったって…全くもう…
黒井社長
P『ははっ…ごめんよ…』
黒井社長
こう話してる間にもPからは大量の血が流れていた…
黒井社長
P『そうだ…ライブは…どうだったんだ?』
箱崎星梨花
ライブは私達が勝ちました!
黒井社長
P『そう…か…なら…よかった…』
箱崎星梨花
…プロデューサーさん?なんで苦しそうな声を出してるんですか?
黒井社長
P『ちょっと…疲れて…な…ごめん…』
黒井社長
P(意識が…遠のいてく…もう…時間が…)
黒井社長
P『いいか…よく聞いてくれ…クレシェンドブルーは…このライブで終わりじゃねぇ…』
北沢志保
…プロデューサーさん?
黒井社長
P『志保…お前と話をさせてくれ…』
北沢志保
…はい…
黒井社長
P『お前は…クレシェンドブルーと共に…本当の居場所を見つけた…本当の笑顔を…』
黒井社長
P『手にしたんだ…だから…』
北沢志保
…プロデューサー…さん?
黒井社長
P『皆んなに…伝えたい…』
黒井社長
P『次のライブも…その次のライブも…今以上の成長を遂げて…もっと多くの人に…』
北沢志保
P『お前達の存在を知ってもらえ…そして…トップアイドルになる日まで…』
黒井社長
P『止まるんじゃ…ねぇ…ぞ…ずっと…進み続けろよ…』\ピッ…/
箱崎星梨花
\ツー…ツー…/切れちゃいました…
北沢志保
(なに…この胸騒ぎ…)
黒井社長
P『俺は…こんな場所に居ていい奴じゃない…』
黒井社長
P『北沢1佐…貴方の教え…それは一生忘れないと…思います…』
黒井社長
P『T…N…K...J…皆んな…いま…そっちに…行くから…な…』
黒井社長
Pは前に腕を出し…指で何かを指したまま…路上で力尽きた…
黒井社長
P(俺…は…誰かの…役に…立つことが…出来たの…かな?)
黒井社長
数分後
北沢志保
そ…そんな…静香『嘘…でしょ?』
箱崎星梨花
あ…ぁぁ…茜『プロ…ちゃん?』
北沢志保
麗花『これ…ドッキリだよね?そうだよね…?』プロデューサー…さん…
北沢志保
目の前の光景…あの人が…倒れていた…
箱崎星梨花
プロデューサーさん!!返事してください!!嫌ですよ!!
箱崎星梨花
静香『プロデューサー!こんな所で寝てないで目を覚まして!!』
北沢志保
茜『プロちゃん!!』麗花『プロデューサーさん!!』
北沢志保
そんな…必要だって…言ってくれたのに…これじゃ…意味ないじゃないですか…
北沢志保
うぅ…うわぁぁぁぁん!
箱崎星梨花
少女達は泣いた…目の前の光景…倒れている1人の人間だったものに…しがみ付きながら…
北沢志保
だけど運命とは皮肉なものだ…いくら泣いても…もう…この人は戻ってこないのだから…
(台詞数: 45)