憧れ
BGM
絵本
脚本家
不明
投稿日時
2017-01-21 23:41:06

コメントを残す
北沢志保
(それはまだ、私がアイドルを目指す前のこと)
北沢志保
(街角のスクリーンで、あるアイドルが唄うのを見ていた)
如月千早
歌以外の仕事に、興味はありません。
北沢志保
(そう告げる真剣な眼差しに気付いていたのは、私だけだったのだろうか?)
北沢志保
(スクリーンの中の大人は、苦笑いをして、そんなアイドルを小馬鹿にしていた)
北沢志保
(街を行き過ぎる人波は、誰も彼女に目を向けない)
北沢志保
(けれど・・・)
如月千早
~♪
北沢志保
(その第一声を聞いて)
北沢志保
(大人は・・・街は・・・)
北沢志保
(歌に酔いしれた)
如月千早
~~♪
北沢志保
(彼女は、ただ単純な、暴力にも似た歌唱力で、大人を黙らせた)
北沢志保
(それは、大人になりきれない、もどかしい私の子供の心に重なって)
北沢志保
(私も、ああなりたいと思ってしまった)
北沢志保
(たった一人の少女が、才能と努力で、自分の道を押し通す)
北沢志保
(理解しようとしない大人を置き去りにして、自分一人の力で・・・)
北沢志保
(だから、今の事務所を選んだのは、きっとそういう理由で)
北沢志保
(そんな感情に名前を付けるなら)
北沢志保
(・・・憧れ)
北沢志保
(あの時、あなたの歌は、私を変えてしまったんですよ?)
北沢志保
千早さん。

(台詞数: 22)