永吉昴
(オレとセリカとタマキ、そして博士は、博士のヨットでアーカラ島へと向かっていた…)
大神環
(ザッパーン!)うみー!ねーねー、博士!もっとスピードだしてー!
箱崎星梨花
いけません!博士のヨットに無理をさせると、海のもくずになります。
大神環
そーだねー!ヨットのほがツギハギだらけだもんねー!くふふ!
永吉昴
博士はクラシックスタイルとか言ってたけどな……オンボロヨットだけど、よく動くもんだな。
永吉昴
おっ!メレメレ島があんなに遠くに見えるぜ!結構進んだんだなー。
永吉昴
博士/(ウィィン…)みんな!あとアーカラ島まで半分くらいだ、ヨットを止めて一旦休憩しよう!
永吉昴
博士/アーカラに行くって事で、アーカラに住んでる妹から弁当を預かっているんだ!
箱崎星梨花
わぁっ……!あの人からですか!
大神環
わーい!おべんとー!
永吉昴
スゲー!豪華な弁当だな!ってか博士、妹さんがいたんだな。
永吉昴
博士/おや、言ってなかったっか。アーカラ島で空間の研究をしていてね、妹も博士なんだよ。
永吉昴
博士/アーカラ島に着いたら、いずれ紹介するさ!さぁさぁ、ランチターイム!
永吉昴
(ワイワイ…)あ、博士!ちょっと聞きたい事があるんだけど、いい?
永吉昴
博士/聞きたい事?いいよスバル女史。なんでも聞いてくれ!その為に僕はいるんだ。
永吉昴
うん、あのさ……観光客のミキって、何者なんだ?
永吉昴
博士/……なるほど、そう来たか。何者か、というと普通の観光客じゃないと思ってるんだね。
永吉昴
まぁな。最初に会った時に、Zリングの元になる石をくれたのも、よく考えるとヘンだよな。
永吉昴
ほしぐもちゃんが迷子になった時も、見つけてくれたけど、アレも偶然じゃないような気がしてさ。
永吉昴
それに、その時にミキはオレがその前に試練を達成してた事を知ってたんだ。ミキはキャプテンに
永吉昴
聞いたって言ってて……さっきコトハと別れる前に、ミキによろしく言っといてって話したら
永吉昴
「ミキっていう知り合いはいない」って言うんだぜ……?じゃああいつは一体誰なんだ?
永吉昴
博士/……ふむ。
永吉昴
博士とアズサさんが、何か知ってそうではあったから、ちょっと聞いてみたんだけど……。
永吉昴
博士/んー、そうだね……。
永吉昴
博士/確かに、普通の観光客ではないね。それはスバル女史の言う通りだ。ただ……
永吉昴
博士/《ミキ》の事は僕の口からは言わない。というより言えない。申し訳ないね。
永吉昴
そっか……。
永吉昴
博士/やっぱり、納得しないかい?
永吉昴
いや、まぁそうだろうなって思ってたし、いいよ。別に何か悪い事してたわけじゃないもんな。
永吉昴
それにさ、なんかミキとはまた会えるような気がするんだ。そん時にまた聞くよ!ありがとな博士!
永吉昴
博士/いえいえ、おや?セリカが呼んでるみたいだよ。行ってきなスバル女史。
永吉昴
お!ホントだ!どーしたセリカ?(タッタッタ…)
永吉昴
博士/……
永吉昴
博士/……僕の目に狂いはなかった、どころか想像以上の展開を引っ提げてくるね、スバル。
永吉昴
博士/アローラにどんな風を吹かせてくれるのか。プロデュースの甲斐があるね!はっはっは!
大神環
博士ーっ!あっち見てーっ!ママンボウの群れがジャンプしてるーっ!
永吉昴
博士/おっ!良いものが見れたじゃないかタマキ女史!それじゃあ、そろそろ再出発しようか!
永吉昴
(航路は進み…アーカラ島の玄関口、カンタイシティに到着)
永吉昴
着いたーっ!ここがアーカラ島!ここがカンタイシティか!
箱崎星梨花
わたしは何回か来たことがありますが、いつ来ても賑やかな町ですね!
箱崎星梨花
ほしぐもちゃん『……ぴゅい!』
大神環
タマキは初めて!ここがアーカラ島か、ここ以外はどんなところがあるんだろうねー!
大神環
あ、それを自分の目で見るのが島巡りだった!たのしみーっ!くふふ!
永吉昴
博士/さて、荷物を下ろしてっと……あ、そろそろアーカラ島のしまクイーンが来ると思うよ
永吉昴
え?しまクイーン?いきなりここに来るのか?
永吉昴
博士/あぁ、島巡りトレーナーを毎回出迎えに来てくれるんだよ。ちなみに彼女もアイドルで……
永吉昴
???/相変わらず真っ黒ね博士クン。初めての人は、びっくりしちゃうんじゃないの?
(台詞数: 48)