七尾百合子
もっと……こう、「闇の力が押さえられない…!」みたいな感じで!
箱崎星梨花
「も、もちょが押さえられない!」
七尾百合子
違うよ!?なに、「もちょ」って!?
箱崎星梨花
わかりません…でも、なんだか心の奥底から沸き上がってくるんです……
七尾百合子
うーん……今度のお芝居は大丈夫かなぁ……
矢吹可奈
(バァン!!)
箱崎星梨花
わっ!?
七尾百合子
び、びっくりした……可奈?どうしたの?
矢吹可奈
星梨花ちゃん、百合子ちゃん…二人ならわかってくれるよね……
七尾百合子
な、なにが?
矢吹可奈
インコのけるちゃん!!
箱崎星梨花
けるちゃん……ですか?
七尾百合子
けるちゃん……?
矢吹可奈
あーあー!知ってたよ!どうせみんな私のペットのけるちゃんのこと忘れてるんだよ!!
七尾百合子
ご、ごめんね…でも、あんまり話題にも上がらなかったし……
矢吹可奈
インコのけるちゃんだよ!!私のかわいいけるちゃん!!
箱崎星梨花
そう言えば…ハリ子さんや、ハム蔵さんは話題になるんですけど……
七尾百合子
あとは星梨花の家のジュニオールとか
矢吹可奈
ぐぅ……けるちゃんも…けるちゃんも!!
箱崎星梨花
でも、実際可奈さんってキャラとしての属性を持ちすぎてますよね?
矢吹可奈
星梨花ちゃん、そんな事誰から聞いたの?
箱崎星梨花
百合子さんです!
七尾百合子
言ってない!言ってないから!!
矢吹可奈
真偽のほどは後で百合子さんとゆっくりお話するとして…私の属性が多い?
七尾百合子
うーん…私は別に、そんな風に思わないけど……
箱崎星梨花
百合子さん、嘘はよくないですよ?
七尾百合子
嘘じゃないよ!?
矢吹可奈
うーん…でも、私はけるちゃんと一緒にお仕事がしたいよ!
箱崎星梨花
でも、それはプロデューサーさんに言った方が…
矢吹可奈
言ったよ……何て言ったと思う?
七尾百合子
さ、さあ……
矢吹可奈
「えっ?お前ペットなんていたの?」って…
矢吹可奈
許せないよ…一緒にペットショップにエサを買いに行ったのに!!忘れたなんて言わせないよ!!
箱崎星梨花
(なるほど、ペットのエサを買いに行くという口実で休日デートですね…これは使えるかも)
七尾百合子
(あれ…星梨花ちゃんが見たこともないような顔してる…)
箱崎星梨花
わかりました!私からもプロデューサーさんにペットと一緒にするお仕事の話、してみますね!
矢吹可奈
星梨花ちゃん!……やっぱり星梨花ちゃんは天使だよ!
七尾百合子
(うーん…絶対に何か裏があるような顔してる…星梨花ちゃん…)
矢吹可奈
じゃあ、よろしくね!私は歌のレッスンがあるから!
七尾百合子
……行っちゃった
箱崎星梨花
百合子さん
七尾百合子
…なにかな星梨花ちゃん
箱崎星梨花
私、今日は準備があるのでもう帰りますね?
七尾百合子
そ、そうなんだ……お疲れさまー……(準備…?準備って何の?)
七尾百合子
……
七尾百合子
……あ、プロデューサーさん。どうしたんですか?
七尾百合子
えっ?今日はもうお仕事が終わったから帰るんですか?
七尾百合子
そ、それじゃあ一緒に図書館に……
矢吹可奈
あー!プロデューサーさん!見つけましたよー……私のペットのけるちゃんを忘れるとは!!
七尾百合子
あれぇ!?可奈ちゃん?可奈ちゃんなんで?私が美味しいところを持っていく流れじゃないの～!?
(台詞数: 50)