豊川風花
...。
箱崎星梨花
...。
豊川風花
?「...うん、手術終了。 よく耐えたね永吉君。」
永吉昴
おっ...スゲェ!! ちゃんと首んとこ治ってる!!
永吉昴
?「まだ完治はしてないが...外出くらいならきっと問題ないだろう。」
永吉昴
マジで!? ずっと体を動かしたくてたまらなかったんだ! ちょっと行ってくる!
豊川風花
昴ちゃん、あんまり激しい運動はダメだからね?
永吉昴
わかってるって! ちょっとウォーキングしてくるだけだからさ!\ガラガラ...バン‼/
箱崎星梨花
昴さん...元気そうでよかったです!
豊川風花
ええ、これも先生の対応が早かったおかげです。 本当にありがとうございます。
豊川風花
医者「フフッ...彼女の体がすごいだけで、私は大したことをしてないさ。」
豊川風花
医者「頸椎損傷からの回復の早さ...是非とも解剖したいなぁ...フフッ♪」
豊川風花
先生...それはスパドリの回復効果なだけで、昴ちゃんは普通ですから...。
箱崎星梨花
あの...先生...ロコさんは大丈夫なんですか?
箱崎星梨花
医者「問題はない、体の方は完治してるのだが...心の方が...ね。」
箱崎星梨花
医者「感じたことのない恐怖と悲しみで、ずっと塞ぎこんでいるようだ。」
箱崎星梨花
医者「今は猫を使ってアニマルセラピーで治療をしているところだ。」
豊川風花
ね...ネコ逹が...ロコちゃんの部屋に?
豊川風花
医者「...豊川君、君には少し用があるから、来なさい。」
箱崎星梨花
医者「箱崎のお嬢さん。 私が戻ってくるまで伴田君を見ていて欲しいんだ。」
箱崎星梨花
...わかりました! 私、ロコさんとお話ししたいと思ってたんです!
箱崎星梨花
医者「そうか...では、何かあったらコールしてくれたまえ。」\ガラガラ/
豊川風花
...先生...私もロコちゃんと一緒にネコ達で癒されたかったのに...
豊川風花
医者「...箱崎嬢や永吉君の前では言いにくいが...君には話してもいいかもしれない。」
豊川風花
医者「もし...本気でジュリア君が試合をしていれば、伴田君の命はなかっただろうね。」
豊川風花
ということは先生...ロコちゃんはジュリアちゃんに危うく...。
豊川風花
医者「いや、ジュリア君は手加減をしていた。 ...最低限の怪我で済むようにね。」
豊川風花
ならジュリアちゃんは...どうしてあんなひどいことを...
豊川風花
医者「彼女の試合中の表情筋の様子から、何か切羽詰まったものを感じた。」
豊川風花
医者「傷付けたくないが勝たなければならない...そんな善悪の間にある人間の顔だった。」
豊川風花
医者「それは恐らく願望以上の...使命感から動いているものだと、私は考えている。」
豊川風花
それじゃあジュリアちゃんは...誰かのためにパンツを狩っているってことですか?
豊川風花
医者「ああ、君があの患者の子を救いたい、と思うように、彼女も何かを救いたいのだろう。」
豊川風花
それでも...そのために誰かを傷付けるなんて...許せません!
豊川風花
医者「...変わらないな、君のその命に対するひたむきさは。」
豊川風花
先生だって、解剖が好きなところも、実は優しい人ってところも、変わってませんよ?
永吉昴
あのさ...すごくいいところで申し訳ないんだけど...ロコが呼んでる...。
豊川風花
ひゃっ!? ...昴ちゃん、違うのよ、これはね...。
永吉昴
もしかして...センセーと風花って付き合ってんの? どうなんだよ!?
豊川風花
医者「フフッ...豊川君、待望の猫逹と戯れる時間だよ...。」
豊川風花
そ、そうでした! ネコちゃん～今、行きますからね～!!
永吉昴
あっ、逃げたな～!! 待て風花ーっ!!
豊川風花
医者(...この大会何かが絡んでいることは明確...だが...。)
豊川風花
医者「...今はこれからやってくる患者の解剖だけ楽しみにしておくとするか...ハハッ♪」
(台詞数: 44)