如月千早
育、今日はお疲れさま。
中谷育
うん……千早さん、おつかれさま……。
如月千早
望遠鏡で見た星、どうだった?
中谷育
……白くて、きらきらしていて……とってもきれいだったよ……。
如月千早
そう、良かったわね。ところで、育……。
如月千早
もしかして、眠いの?
中谷育
そ、そんなことないよ! わたしはひとりでも歩けるからだいじょうぶだよ!
中谷育
そ、そんなことないよ! わたしはひとりでも歩けるからだいじょうぶだよ! ……はふぅ。
如月千早
ふふっ、やっぱり。声からして眠そうだもんね。
中谷育
うぅ……ごめんなさい……わたし……。
如月千早
大丈夫よ。疲れて眠くなるのはいっぱい楽しめた証拠だからね。
如月千早
……………。
如月千早
ねぇ、良かったら私がおんぶしてあげよっか?
中谷育
……っ! い、いいよ! 千早さんに悪いし……。
如月千早
そう? 別に私は悪いとは思ってないわよ。
中谷育
でも……。
如月千早
じゃあこうしましょう。……育の身体、良かったらお姉ちゃんの背中に預けてくれないかしら?
中谷育
……おねえちゃん?
如月千早
ええ。育だって、たまにはお姉ちゃんの好意に甘えたっていいのよ。
如月千早
それに私だって、みんなのお姉さんとしての役割も果たしたいな、って思ってるし。だから、ね?
中谷育
……………。
中谷育
……うん、わかった。じゃあよろしくね。千早おねえちゃん。
中谷育
……うん、わかった。じゃあよろしくね。千早おねえちゃん。……ん、しょっ、と。
如月千早
……っと、もうちょっと上かな。……うん、こんな感じね。
中谷育
……千早おねえちゃんの背中、あったかい……。
如月千早
それは良かったわ。お姉ちゃんの背中で十分に……。
中谷育
………すぅ……すぅ…………。
如月千早
……寝ちゃったわね。よっぽど疲れてたのね……。
如月千早
……さて、みんなも待ってることだし、行きましょうか。
如月千早
……………。
如月千早
良い夢を見られるといいわね、育。
中谷育
……………。
中谷育
……………お星さま、きれい……。まるで………みんなみたい……。
中谷育
………すぅ……すぅ…………。
(台詞数: 34)