高槻やよい
千早さん、腕相撲しましょー!!
如月千早
藪から棒にどうしたの、高槻さん?
高槻やよい
う～ん……何となく力比べしてみたくなったかなーって。
高槻やよい
あの……ダメ、でしょうか……?
如月千早
とんでもない! 高槻さんの頼みだもの。聞かないわけがないわ!
高槻やよい
うっうー! ありがとうございますー! それじゃ早速やりましょー!
菊地真
じゃあ号令はボクがかけるね!
如月千早
……貴方もいたのね、真。なら、よろしく頼むわね。
菊地真
へへっ。それじゃ2人とも肘をテーブルに置いて、手を握って……あ、手は右でいい?
高槻やよい
私はどっちでも大丈夫です!
如月千早
私も右で大丈夫よ。真、号令よろしくね。
菊地真
うん。それじゃ、よーい……
菊地真
うん。それじゃ、よーい……はじめっ!(ズドォン!)
高槻やよい
うっうー! 私の勝ちですー!
如月千早
っ…! 高槻さん、強すぎる……! この私が1秒も抵抗出来ないなんて……その強さは一体……?
高槻やよい
毎日家事とレッスンを頑張ってますから!
菊地真
なるほど……。やよい、良かったら次はボクと腕相撲しない?
高槻やよい
もちろんオッケーです! やりましょー!
如月千早
じゃあ号令は私がかけるわね。えっと、手は……、
菊地真
やよいはさっき千早と右手で勝負したから、ここはフェアに左手でいこうかな。
高槻やよい
私は右でもいいですけど……それなら真さんの好意に甘えて左でいきます。
如月千早
それじゃ2人とも準備は……出来たわね。では、用意……
如月千早
それじゃ2人とも準備は……出来たわね。では、用意……はじめ!(ズドォン!)
高槻やよい
うっうー! またしても私の勝利ですー!
菊地真
やよい……強すぎる……。このボクでさえ敵わないなんて……!
如月千早
(……本当に家事とレッスンだけでここまで強くなるのかしら……)
如月千早
(……本当に家事とレッスンだけでここまで強くなるのかしら……そうだ!)
如月千早
ねえ、高槻さん。ちょっと体つきを見せてもらえないかしら。
高槻やよい
からだつき……? えーっと……。
如月千早
要するに、服を脱いで上半身を見せて欲しい、ってことよ。
菊地真
ちょ、ちょっと千早! いくら他に人がいないからってやよいに脱げだなんて……。
高槻やよい
大丈夫ですー! すぐにでも見せてあげますよ!
如月千早
本当に!? じゃあよろしく頼むわね! わくわく……♪
高槻やよい
あ、でも服は脱ぐ必要はありません。
如月千早
え? それってどういう……、
高槻やよい
すぅ––––––––––––––っ……
高槻やよい
う––––––––––––っ!! (ボバンッ!)
如月千早
……っ!? 高槻さんの服が弾け飛んだ!?
菊地真
……す、すごい体つき……! これはボディビルダーも顔負けの……。
高槻やよい
(モリッ)この右腕も、(ムキッ)この左腕も、(ドンッ!)この胸筋も、そしてこの腹筋も……、
高槻やよい
毎日の努力のたまものですー! (ビキビキビキ…)
如月千早
……そ、んな…ウソよ……こんなの……私の知ってる、高槻さんじゃ……ッ!
如月千早
いやあああああああ–––––––––––––––––––––––––っ!! (ガバッ!)
高槻やよい
はわっ! びっくりした〜……。千早さん、起きたんですね!
如月千早
……あれ、さっきのは……夢、だったの……? いけない、私……事務所で寝てたのね。
菊地真
千早……ずっと“やよいが”とか“上半身が”、みたいな寝言をブツブツ言ってたよ……?
如月千早
そう……高槻さんは……いつも通りね。夢で良かったわ……。もしアレが現実だったら……。
高槻やよい
千早さん、最後うなされてましたけど、一体どんな夢を見たんですかー?
如月千早
……高槻さんは、きっと知らない方がいいと思うわ……思い返すだけでもゾッとする……。
高槻やよい
……?
(台詞数: 50)