交換留学生エミリー S2 #1
BGM
Catch my dream
脚本家
ちゃん@春の日
投稿日時
2015-04-29 09:10:02

脚本家コメント
楽しい時間ほど早く経ってしまう
それを証明するかのように、あれだけ明るかった外は
陽が落ち、暗くなり始めていた
それに気付いた時、侘びさびが何たるかが、少しわかった気がした
だが、しかし、同時に違う発見もあった
それは、外が決して暗くなったとは表現できない事である
なぜなら宴が催されている部屋の明かりが
陽に代わって、外の暗がりを照らし出しはじめているのだから・・・
それを見て、ふと思ふ
これこそが日出る国、日本なのだと
2nd Seasonです、ここから見始めてくれた方は1st Seasonにも目を通していただければ嬉しいです!
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エミリー
星梨花、時間は大丈夫なのでしょうか?
箱崎星梨花
ちょっとくらいなら大丈夫だと思います!それに、先生もいますし!えへへ♪
箱崎星梨花
貴音「星梨花の言う通りですよ、貴方達は今、この瞬間の青春を謳歌していればいいのです」
エミリー
あずさ「エミリーちゃん、学生時代なんていうのは、あっという間に過ぎちゃうんですよ~」
エミリー
あずさ「だ・か・ら、わたし達みたいに大人になってから、後悔してるようじゃ、遅いんですよ~」
エミリー
ロコ「何を言っているんですか、ティーチャーあずさ!ユーもまだまだ十分ヤングじゃないですか」
エミリー
あずさ「あらあら、ロコちゃん、わたしを煽てても何も出ませんよ~♪」
黒井社長
最上父「なぁ、そこの外国の嬢ちゃん」
エミリー
エミリー「はい、私の事ですか?」
箱崎星梨花
静香「お父さん!エミリーにはちゃんとエミリーって名前があるんだから!」
黒井社長
最上父「そうだったな、悪いな、エミリーの嬢ちゃん!」
箱崎星梨花
静香「お父さんも、悪気があったわけじゃないから、許してあげて・・・」
エミリー
大丈夫です、気にしていませんから、それより、今日はありがとうございます
黒井社長
最上父「いいってことよ、それより、ウチの饂飩の味はどうだ?エミリーの嬢ちゃん」
エミリー
はい、とっても美味しいです!!今宵の宴に相応しい饂飩でした!!
エミリー
それに私、最上さんの打つ饂飩が大好きになりました!!
黒井社長
最上父「たりめえだろ!こちとら、これで何代もやってんだから!」
箱崎星梨花
静香「お父さん・・・照れ隠ししないの!素直に喜んだら?」
黒井社長
最上父「お、おう、そうか?まぁ、でもよ、ありがとな、エミリーの嬢ちゃん」
黒井社長
最上父「いつでも、好きな時に、ウチに食べにきな!」
エミリー
はい!!
黒井社長
ガラガラガラガラ・・・
黒井社長
最上父「お客さん、今日は貸切なんだ、すまないね」
黒井社長
???「そんなことは知っている!!!娘を迎えにきた!!」
エミリー
...怒号が入口の方から飛んできました
箱崎星梨花
パ・・・パパ!?
黒井社長
箱崎父「星梨花・・・陽が落ちるまでに帰ってくるって、言ったじゃないか」
黒井社長
箱崎父「約束の時間はとっくに過ぎてるんだ、さぁ、帰ろう、星梨花」
エミリー
あずさ「あの・・・お父様」
黒井社長
箱崎父「ん?誰だ君は?」
エミリー
あずさ「わたし、星梨花ちゃんとエミリーちゃんの担任をさせてもらっています、三浦あずさです」
エミリー
あずさ「先程、ご自宅の方には予め連絡をさせて頂いたんですけれども・・・」
黒井社長
箱崎父「ああ、しっかりと言伝は伺っている、しかし、あくまでも認めたのはエミリーだけだ」
黒井社長
箱崎父「娘の長居を認めていない!それにわざわざ足を運んでみれば、陳家な饂飩屋ではないか!」
黒井社長
最上父「なっ・・・おい、今なんつった!!」
箱崎星梨花
静香「お父さん、落ち着いて!!」
黒井社長
箱崎父「さぁ、おいで星梨花、もう帰ろう、大事な愛娘をこんな所には置いとけない」
箱崎星梨花
嫌です!!わたし・・・まだ、皆さんと一緒にいたいです
黒井社長
箱崎父「我儘を言うんじゃない、この人達と一緒にいるのは学校だけで十分じゃないか」
黒井社長
箱崎父「この人達はね、星梨花とは違って、汚い人達なんだ、清潔な星梨花を汚してしまうね」
黒井社長
箱崎父「星梨花は良い子だろ?・・・良い子なら、パパの言う事だけを信じてればいいんだ」
箱崎星梨花
違います!!、パパは嘘吐きです!!
箱崎星梨花
わたし、この間、パパが危ない場所だって言ってた、コンビニに行きました!
黒井社長
箱崎父「なんだと!!?さては、この野蛮人共に唆されて!!」
箱崎星梨花
違います!!わたしが行きたくて行ったんです!!・・・パパなんて、もう、大嫌いです!!
箱崎星梨花
...タッタッタッタ・・・ガラガラガラガラ・・・バタン!!・・・タッタッタッタ
黒井社長
箱崎父「待ちなさい!!もういい!今から水瀬に電話をして、君達全員退学にしてやるからな!!」
黒井社長
箱崎父「今すぐ、私の前で一人ずつ名前を言いなさい!!」
エミリー
貴音「あの・・・わたくし、四条貴音と申します、では、失礼します」
エミリー
...パチンッ!!!!!!!!

(台詞数: 50)