馬場このみ
プロデューサー、おはようございます…ってこらっ!頭撫では禁止って言ったでしょう?
馬場このみ
ほんとにもう。何が「それがこのみさんの魅力です」よ、レディの扱いがなってないわ。
二階堂千鶴
たしかに。プロデューサーはこのみさんを少々子供扱いし過ぎですわね。
馬場このみ
でしょ?そりゃ、お世辞にも背が高いとは言えないけどさ、ちょっと酷いわよね。
二階堂千鶴
わたくしからも注意しておきますわ、度が過ぎると失礼になりますしね。
馬場このみ
ありがと。あ、律子ちゃんが私達に話があるんですって。行きましょうか?
馬場このみ
…お待たせ。それで、話って何?
二階堂千鶴
(このみさん、わたくしの前に立ちましたわね。この方が見やすいしいいか。)
馬場このみ
私と千鶴ちゃんでお仕事?珍しいわね、どんな内容なの。
二階堂千鶴
(この位置だと、ちょうどこのみさんの後ろ頭が喋ってるように見えますわ。)
馬場このみ
リポーター?へえ、何の…朝市?ふむふむ、それでどういう…
二階堂千鶴
(こうしてあらためて見ると、本当に小さいですわね。失礼ですけど。)
馬場このみ
ふーん。なるほどね、秋の味覚巡り、か。面白そうね。
二階堂千鶴
(頭、まんまるですわ。わたくしから見ると手を置くのにちょうどいいサイズで…)
二階堂千鶴
(って何考えてますの。いけませんわ、そんな失礼な。律子さんのお話に集中しませんと…)
馬場このみ
任せておきなさい。オトナらしくバッチリ伝えてみせるから。千鶴ちゃんもいるしね。
二階堂千鶴
(こういう大人ぶってる所とか、本当に可愛いですわよね。えらいえらい…)
二階堂千鶴
(じゃなくて!いけませんわ千鶴、仕事の話なんですのよ、集中しませんと…)
馬場このみ
あ。そうだ、お酒は飲めるの…ダメ?そっかあ…
二階堂千鶴
(ぐはっ!?や、やめて。そんな子犬みたいに項垂れたりなんてされたら。)
馬場このみ
あそこ、いいお酒のお店があるのよねえ。あーあ、残念。
二階堂千鶴
(だ、駄目ですわよ。わたくしにはコロちゃんがいますわ、可愛いのはそれで充分…)
馬場このみ
え、少しならいいか確認する?さすが律子ちゃん、話が分かる!
二階堂千鶴
(ふぉぉ!?そんな、頭を急に上げるなんて。まるで犬か尻尾降ってるみたいな可愛さですわ!)
二階堂千鶴
(も、もう限界ですわ。怒られてもいい、その愛らしい頭を思いっきり…)
馬場このみ
…千鶴ちゃん?どうかしたの、さっきからずっと黙ったままだけど。
二階堂千鶴
…
馬場このみ
千鶴ちゃん?なんかおかしいわよ、いったい何が…
野々原茜
ジャジャーン!カワイイ茜ちゃんのご帰還だよ、さあみんなでおかえりの大合唱カマン!
二階堂千鶴
…
野々原茜
ん、どうしたの千鶴さん、急にそんな目で茜ちゃん見て。そりゃ茜ちゃんは宇宙一カワイイけど…
二階堂千鶴
…茜。こっちへいらっしゃい。
野々原茜
お、お、ナニナニ?さては茜ちゃんが可愛すぎて手元でじっくり鑑賞したくなったのかニャ?
馬場このみ
ちょっと千鶴ちゃん、今打ち合わせ中よ!?
馬場このみ
行っちゃった。何かしら、すごい迫力だったけど。ごめんね律子ちゃん…
野々原茜
フギャーーーーー!?!?!?
馬場このみ
な、何?
二階堂千鶴
ふぅ、スッキリ。すみません、中断してしまって。もう大丈夫ですわ(ツヤツヤ)。
野々原茜
うう。すり減るかと思った。いや、確実に縮んだよこれは…
馬場このみ
何?何があったの?
二階堂千鶴
このみさん。ある程度は仕方ないですわ、プロデューサーの言うようにあなたの魅力ですもの。
馬場このみ
何言ってるのよ急に?
野々原茜
も、燃え尽きた…律子さん。茜ちゃんの頭、摩擦で燃えたりしてない?
(台詞数: 43)