野々原茜
ちーん……。
七尾百合子
ああっ!?茜さんが魔力切れでヤ◯チャみたいに倒れてる!
望月杏奈
すごい……ポーズが完全に……ヤム◯ャ……。
七尾百合子
とりあえず介抱しようか……。
野々原茜
ーーー
野々原茜
……ううん、あれ?茜ちゃんはどうしてこんなところでぐったりしてるんだろ?
七尾百合子
あ、気が付きましたか?
野々原茜
あれ?たしか茜ちゃん、百合子ちゃん達と戦ってたよーな……。
七尾百合子
茜さんの魔力切れで麗花さんの英霊の力が無くなって、お二人が脱落したんですよ。
野々原茜
そうだ!キャスター!麗花ちゃんは!?
七尾百合子
茜さんを私達に託して散歩に行きました。
野々原茜
おぉう……相変わらずのマイペースっぷり。
七尾百合子
それにしても、茜さんの魔力切れるの早くないですか?あの時5分も保ってなかったような……。
望月杏奈
当然といえば……当然……。
望月杏奈
高速飛行……瞬間移動……大火力攻撃……そんなの繰り返したら……誰でも尽きる、よ……。
野々原茜
そうなんだよ!麗花ちゃんその辺容赦ないの!何回言っても聞いてくれないし!
野々原茜
まあ正直、サーヴァント召喚して麗花ちゃんって時点で嫌な予感したね。そしてこのザマだよ。
七尾百合子
ついでに麗花さんの英霊は誰だったんですか?魔法少女みたいな英霊って……?
望月杏奈
プ◯キュア?
野々原茜
麗花ちゃんだよ。
七尾百合子
はい?
野々原茜
英霊北上麗花。それが麗花ちゃんの真名。
野々原茜
「麗花ちゃんが魔法少女になったら」的な。
七尾百合子
またそんな無茶苦茶な……。
望月杏奈
でも……それなら……あの強さも……納得……。
七尾百合子
たしかにそういうのになったら麗花さん理不尽に強そうだよね。実際強かったし。
野々原茜
はぁ……茜ちゃんの茜ちゃんによる茜ちゃんのためのライブ計画が〜……。
七尾百合子
(なぜだろう。そのライブ、無茶した挙句麗花さんに破壊される未来が見える。)
野々原茜
でもまあ負けちゃったものは仕方ないね!劇場の冷蔵庫に入れてあるプリンでも食べて忘れよっと!
望月杏奈
(絶対……麗花さんに……食べられてる……。)
野々原茜
じゃあね2人ともー!他にもヤバい組がいるかもだけど頑張って〜♪
望月杏奈
相手の自爆だけど……勝てたね、百合子さん……♪
七尾百合子
……。
望月杏奈
百合子さん……?
七尾百合子
杏奈ちゃん。先の戦闘で私を盾にしたことに対して何か言うことは?
望月杏奈
……あっ。
七尾百合子
いくら無効化されるからといって、こっちは英霊の力もないただの人なんだよ!?
七尾百合子
盾にされた時、どんなに怖かったか分かる!?
望月杏奈
あ、あれは……ルールを……逆手に取った……戦術、だから……。
七尾百合子
もう杏奈ちゃんなんて知らない。(ぷいっ)
望月杏奈
がーん!
望月杏奈
百合子さん……ごめんなさい……。その……あの時は……出来ごこ、じゃない、必死で……。
七尾百合子
ふーん。出来心で私を盾にしたんだ。ふーん。
望月杏奈
あぅ…!えっと……えっと……!
望月杏奈
何でも……するから……杏奈を……見捨てないで……!
七尾百合子
ほほう。何でも。
望月杏奈
……あっ。
(台詞数: 47)