野々原茜
たいへんだー!たいへんだー!
北上麗花
あれー?どうしたのー?茜ちゃん、そんな慌てて
野々原茜
北上さん!ああよかった!大人の人丁度探してたんだ
北上麗花
はいはい、落ち着いて。ゆっくり話してみて
野々原茜
プロデューサーがおかしくなっちゃったんだよ!やっぱり変だよこの事務所!
北上麗花
え?!まさか足の毛がボーボーになって耳の穴から心太でも出てきたの?!
野々原茜
気持ち悪いよ!北上さんの発想力に戦慄だよ!
野々原茜
なんか急に変なこと言い出したんだよ
野々原茜
「今は2013年なのか?!」とか「2017年じゃないんだな?!」とか
北上麗花
なーんだ、別に変じゃないね。やっぱりプロデューサーさんはザ・普通だなー
野々原茜
北上さんの価値観はどうなってるの?!
野々原茜
とにかくおかしいんだよ!
野々原茜
『タロットだ、タロットカードをやるぞ』だとか
野々原茜
百合子ちゃんに『2016年の年越しはマグロ漁船だ』なんて言い出すし
野々原茜
恵美ちゃんに『暴れ馬に乗ったり、無人島でサバイバルしたりする覚悟はあるか?』とか
野々原茜
『志保...風呂場のセキュリティはしっかりな』なんてパーフェクトセクハラ発言するし
野々原茜
『千鶴さん、大丈夫です。バレてませんよ』って優しく語りかけたと思ったら
野々原茜
『雪歩、トリケラトプスは好きかい?』って真顔で言い出すし
野々原茜
ロコちゃんには『今は辛いかも知れないが頑張れ。お前は将来、映画で村人Aに大抜擢される』
野々原茜
声かけられた子達は全員が「はぁ?」って言ってたよ!一致団結だよ!
野々原茜
極め付けは『全員逮捕されるぞ、罪状はアイドル』だって!
野々原茜
完全に頭がいかれポンチだよ!
北上麗花
あ、プロデューサーさん。おはようございます
野々原茜
え?嘘。プロデューサー?どこどこ?
北上麗花
ほらそこ。地面に頬ずりしてるよ
野々原茜
ええええええええええええええええ???!!!
野々原茜
『劇場が。浮いてない・・・。ああ、地面、地面だ。あああ』
野々原茜
めっちゃ泣いてる!わけわかんない!もうやだこんな事務所ー
北上麗花
ふふ、茜ちゃん行っちゃった
北上麗花
・・・プロデューサーさん
北上麗花
貴方は何年のプロデューサーさんですか?
北上麗花
へー、2017年の。・・・ああ、なるほど
北上麗花
やっぱり未来ちゃんは未来でも未来ちゃんなんですね。なんでもボタン押しちゃって・・・
北上麗花
ああ、安心してください。ちゃんとプロデューサーさんは今から2017年に戻しますから
北上麗花
わたし、肺活量には自信があるんです
北上麗花
じゃあいきますよー
北上麗花
ふうううううううううううううううううううううううううううううううううううう!!
北上麗花
よし、ちゃんと帰れたみたい
北上麗花
あ、いけない。2017年の私はどんなアイドルになってるのか聞きそびれちゃった・・・
北上麗花
・・・ま、いっか
北上麗花
きっと、みんな一緒に楽しくアイドルやってるよね
北上麗花
うーん!これから何が起きるのか楽しみ!
野々原茜
~4年後へ向けて、はじまり、つづく~
(台詞数: 43)