きみのなは
BGM
TOWN_RMX
脚本家
ヒデ
投稿日時
2016-11-16 23:27:01

脚本家コメント
なんか変なの出来た。

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野々原茜
さ〜て、今朝も早起き元気な茜ちゃんは朝ごはんをいただくのだー!
野々原茜
日本人の朝ごはんと言えばやっぱりこれ。卵かけご飯!
野々原茜
炊きたてご飯に新鮮な卵をかけてお醤油をサッと垂らす…うーん、堪らないね〜。
野々原茜
それじゃあ、まずは卵を割ってと…(コンコン、パカッ)
野々原茜
お、綺麗な黄身だね〜。新鮮なのがよく分かるよ。
野々原茜
ねぇねぇ、卵さん、あなたのお名前なんて言うの?なーんてね。
野々原茜
?「私は黄身子。はじめまして」
野々原茜
うえぇ⁉︎卵が喋った…
野々原茜
黄身子「さぁ、早く私を炊きたてご飯にかけて食べて下さい」
野々原茜
黄身子「そしてあなたの臭い口の中でバッチイ唾液と混ぜ合わせて下さい」
野々原茜
いやいや、茜ちゃんの口は臭く無いからね⁉︎フローラルな匂いがするからね!
野々原茜
黄身子「そして食道を通って胃の中で酸っぱい胃液で消化され大腸に送られ何日も待機するんです」
野々原茜
何日も…って茜ちゃん便秘してないからね?毎日快便だよ!
野々原茜
黄身子「そんなわけで早く私を食べてあなたの血肉として下さい」
野々原茜
いや、そんな事言われると食べづらいんだけど…
野々原茜
黄身子「でも出来れば違う人生も歩みたかったな…」
野々原茜
あれ?なんか語り始めちゃったよ、この卵…
野々原茜
黄身子「私、実は有精卵なんです。だからもしかしたら孵化してヒヨコの人生もあったかもって…」
野々原茜
黄身子「そうなってたら大人になって素敵な雄鶏と恋に落ちて卵をポンポン産んで…」
野々原茜
黄身子「沢山の子供達や孫達に囲まれた短くも楽しい人生を送りたかったです…」
野々原茜
黄身子「まぁ、それも今となっては叶わない妄想ですけどね…」
野々原茜
黄身子「あら、いけない。さ、私の戯言は気にせずどうぞお食べ下さい」
野々原茜
そんな話聞かされたら食べられなくなっちゃうよ⁉︎
野々原茜
黄身子「えっ…それはどう言う意味ですか?まさか私を食べないと⁉︎」
野々原茜
うん、なんか食欲無くなっちゃった…今日はこのままお仕事行こうっと。
野々原茜
黄身子「……」(プルプル)
野々原茜
あれ?何だか黄身がプルプル震えてる⁉︎
野々原茜
黄身子「殻を割られた以上、もう私にはヒヨコになることは叶わず…」
野々原茜
黄身子「だったらせめて美味しく食べてもらってあなたの血肉となろうと思ったのに…」
野々原茜
黄身子「その想いも否定されるなんて…こんなの、こんなのぉ!」
野々原茜
あ、あれ?何か怒っていらっしゃる⁉︎
野々原茜
黄身子「この恨み、晴らさでおくべきかーー‼︎」(キシャー‼︎)
野々原茜
ひいぃー!黄身がドス黒いオーラを出して襲って来たーー!
野々原茜
(ガバッ)うにゃー⁉︎
野々原茜
あ、あれ?夢か…
野々原茜
ん?何の夢を見てたんだろ?思い出せないや…
野々原茜
変な夢だったことぐらいしか覚えてないけど…
野々原茜
ま、いいよね?たかが夢だもんね。
野々原茜
あ、もうこんな時間だ。お仕事に行く支度をしないと。
野々原茜
今日も全世界が可愛い茜ちゃんを待ってるからね〜。
野々原茜
と、まずは朝ごはんを食べないとね。これ、基本。朝食抜きはあり得ないからね〜。
野々原茜
それじゃあ炊きたてホカホカご飯を用意して〜♪
野々原茜
ジャジャ〜ン!生卵登場‼︎
野々原茜
日本人の朝はやっぱりこれだよね〜。
野々原茜
まずは卵を割らないとね〜。(コンコン)
野々原茜
?「入ってますよ」
野々原茜
へっ…⁉︎

(台詞数: 47)