高木社長
P「ふぅ...もうこんな時間か...。」
高木社長
P(今日は茜の家族との三者面談だったんだが...来なかったな。)
高木社長
P「茜も未成年だからなぁ...早いとこ送って...」
野々原茜
茜ちゃん人形「...ダョー。」
高木社長
P「ん?...茜ちゃん人形が今しゃべったような...気のせいか。」
野々原茜
茜ちゃん人形?「キノセイジャナイョー!!」 バコーン♪
高木社長
P「どわぁっ!? 茜ちゃん人形からオッサンが出てきたぁ!?」
高木社長
P(中から出てきたのは男版の茜ちゃん人形をオッサン化させたような中年だった。)
高木社長
?「ふぅ...やっと出てこられたにょ。 お仕事終わるの遅すぎィ!!」
野々原茜
やっほ~♪ 非リア充のプロちゃんにジャックオランタン茜ちゃんからのプレゼントだよ~!
野々原茜
徹夜で頑張ってるプロちゃんの為に、可愛い茜ちゃんが特別にごほうびをあげて...
野々原茜
そこにいるのはパパ? ...もしかして迎えに来てくれたの?
高木社長
茜パパ「とんでもねぇ、茜ちゃん人形の中で待ってたのさ。(イケボ)」
野々原茜
いや...いい年してなにやってんのさ...。
高木社長
P「と、とにかく...こうして会えたんですから三者面談始めましょうか...」
高木社長
茜パパ「はいよプロさん! それじゃあ茜ちゃんパパから質問大丈夫ですか!?」
高木社長
P「あ、はい...」(今までの中でも勢いがすごいな...)
高木社長
茜パパ「ズバリ! プロさんはパーフェクトドーターの茜ちゃんの事をどう思ってる!?」
野々原茜
パパ!? それは言わない約束だって...
野々原茜
P「どうもなにも...茜は頑張ってると思います。」
高木社長
P「周囲からはウザカワイイのキャラで通ってます...でもそれだけじゃないんですよ。」
野々原茜
P「いつもはアレですが...困ったことがある時は率先してカバーしてくれるんですよ。」
野々原茜
(うんうん、さすがプロちゃん。わかってるね、茜ちゃんの事をよくわかってるじゃないか!)
高木社長
P「ボケもしつつ、ツッコミもできる...なかなか器用なヤツですよ。」
野々原茜
P「茜がそこでツッコんでくれなかったら、ウチの事務所のパワーバランスが崩れますから。」
野々原茜
(麗花ちゃんと美也ちゃんは律子さんですら手に終えないから...さすがの茜ちゃんもね...)
野々原茜
P「ワガママですけど、それ以上に周りに対応する力がある。あの歳ですごいと思います。」
野々原茜
ぷ、プロちゃん...茜ちゃんは今、モーレツに感動しているよっ...。
高木社長
茜パパ「当然です。私のパーフェクトドーター茜ちゃんですから♪」
高木社長
茜パパ「茜ちゃんをアイドルにして私は間違ってなかったと思ってるんですよ...」
高木社長
茜パパ「この子は性格もそうですけど、完璧過ぎて周囲から浮いてたんですよね。」
高木社長
茜パパ「おまけに私も仕事柄この娘に構ってやれなくて...構ってちゃんなのはそのせいです。」
野々原茜
茜パパ「この子はきっと欲しかったんだと思います。 ...自分のことを理解してくれる人が。」
高木社長
茜パパ「プロさん...どうかこの子の可愛さを世界中に伝えてください。 お願いします!」
高木社長
P「当たり前です、俺は茜のプロデューサーですから!」
高木社長
茜パパ「ありがとう...私は感動でチミのことを直視できないッ!!」
野々原茜
あの~パパにプロちゃん...このフインキの時に言うのはどうかと思ってるんだけどさ...
野々原茜
パパはいつまで茜ちゃん人形の頭をかぶってるの!? それじゃあ前が見えるわけないよね?
野々原茜
せっかく茜ちゃんが感動してたのに、パパのせいで全部台無しだよ!
高木社長
茜パパ「ゴメンよ...じゃあ私はそろそろ帰るよ...」 ゴッ...
高木社長
茜パパ「茜、プロさん...出れないんですけど。」
野々原茜
P&茜「だから茜ちゃんヘッドを脱がないからだよ!!!」
野々原茜
P(このあと、茜ちゃん人形を巡るいざこざで、社長が深夜に呼び出されることになった。)
高木社長
いや~、家族愛っていいねぇ...涙が止まらないよ...!
高木社長
P「...巻き込まれる身にもなってほしいですけどね...。」
(台詞数: 45)