野々原茜
しほりん、これを見ておくれよ。
北沢志保
何です?この…緑色のプリンは。抹茶味ですかね?
北沢志保
しかもこれ、半分食べかけじゃないですか。
野々原茜
これね、茜ちゃんのプリンなんだ。
野々原茜
ダルマの目みたいに、目標を達成した時に食べるよう、ずーっととっておいたの。
北沢志保
へぇ…ところで、目標って何ですか?
野々原茜
決まってるじゃない!トップアイドルになることだよ!
北沢志保
なるほど……ん?
北沢志保
あの、このプリンを買ったのって、いつですか?
野々原茜
今年で劇場も3周年だから、3年以上前かな?
北沢志保
そんなに放っておいたら腐りますよ!
野々原茜
だから緑色なんじゃない!
北沢志保
これって抹茶じゃなくてカビなんですか!?汚い!
野々原茜
うーん、こうなると食べられないね。盲点だったにゃ。
野々原茜
プリンを粗末にするなんて…茜ちゃん、完全に失態だよ。
北沢志保
まったく…それで、この腐ったプリンがどうかしたんですか?
北沢志保
捨てるなら、容器と中身を分別して捨ててくださいよ。
野々原茜
ああ、それなんだけれど…ちょっと困ったことがあってね。
北沢志保
何ですか?
野々原茜
いやー、実を言うとね、3年前以上前にこのプリンを買って冷蔵庫に入れたんだけどさ
野々原茜
茜ちゃん、それ後一度も冷蔵庫から取り出してないんだよね。
(台詞数: 21)