天海春香
ふぅ……。今日のハロウィンイベント、楽しかったなー……。
天海春香
前半のパレードでも後半のステージでもお客さん、すっごく盛り上がってくれて……。
天海春香
こんな楽しい日が毎日続けばいいのになぁ……。
天海春香
……っと、いけない。プロデューサーさんを探さないと……。
天海春香
……あっ、ウワサをすれば……プロデューサーさん!
天海春香
本日はお疲れさまでした! 楽しいハロウィンイベントでしたね!
天海春香
あっという間に終わっちゃったのがちょっぴり寂しいですけど……、
天海春香
また来年も、ここに来れますよね?
天海春香
…ふふっ、頼もしい返事ですね♪ 私、期待しちゃいますからね?
天海春香
……あっ、そうだ!
天海春香
プロデューサーさん! 私のパレードでの演技、見ました?
天海春香
……素晴らしかった、ですか? えへへ、ありがとうございます!
天海春香
……え? あの演技をもう一度ここでやってほしい……?
天海春香
……えっと、確かに周りには誰もいないですけど……アレをここで……?
天海春香
……うーん……でも、プロデューサーさんがどうしてもっていうなら……。
天海春香
……分かりました。ではいきます。……コホン。
天海春香
『フフフ…我こそは、地獄の女王…。人間どもよ、そこに跪け!』
天海春香
『そしてすべてのお菓子を、私に捧げなさい! トリック・オア・トリィィィーーートッッ!!』
天海春香
……………。
天海春香
うぅ……プロデューサーさんしかいないとはいえ、イベントの外でやるのは恥ずかしいよ……。
天海春香
……笑いながら拍手って、それ褒めてるつもりですか、プロデューサーさん……?
天海春香
……まぁでも、プロデューサーさんも楽しそうだし、大成功……かな?
天海春香
……あっ、トリックオアトリートで思い出しました。
天海春香
……私、まだある人からお菓子をもらえてないんです。
天海春香
だから……お菓子をくれなきゃ、イタズラしちゃいますよ?
天海春香
……………。
天海春香
ああーっ! もしかして、忘れてたんですか!?
天海春香
ひどいですよプロデューサーさん! 私、ずっとお菓子をもらえる時を楽しみにしてたのに!
天海春香
……え? 忙しくて時間が取れなかった、すまない……ですか?
天海春香
ダメですよ。もうイベントは終わったので、今頃お菓子をくれても時間切れです♪
天海春香
よってイタズラ決定です! プロデューサーさん、潔く諦めてくださいね♪
天海春香
……………。
天海春香
ここ、他に誰もいないんですよね……。
天海春香
……プロデューサーさん。ちょっと下、向いてくれませんか?
天海春香
……そうです、そんな感じです。そのまま目を瞑って、動かないでくださいね?
天海春香
(プロデューサーさん、全く警戒してない……。私、まだ子供だと見られてるのかな……?)
天海春香
(……私だって、意地のひとつやふたつ、見せることだって出来るんだから!)
天海春香
……それじゃ、失礼します。
天海春香
……………プロデューサーさん、大好きです。
天海春香
……………プロデューサーさん、大好きです。…………んっ……。
天海春香
………………………。
天海春香
……ぷはっ。えへへ、ごちそうさまでした♪ プロデューサーさんに初めての……しちゃった……。
天海春香
……プロデューサーさん、顔が驚きでいっぱいですよ? あと真っ赤になっちゃってかわいい♪
天海春香
……え? アイドルがこんなことをしちゃいけない、ですか?
天海春香
……だって私、アイドルである前に、女の子だもん……。恋のひとつやふたつくらい……。
天海春香
……さ、帰りましょう! 帰りはプロデューサーさんが車で私の家まで送ってくれるんでしたよね?
天海春香
それでは、夜のドライブエスコート、よろしくお願いしますね♪
天海春香
……………。
天海春香
(プロデューサーさん、いつか私がトップアイドルになったら、その時は……。)
天海春香
(……私の本当の気持ち、受け止めてくれますか……?)
(台詞数: 50)