中谷育
プロデューサーさん、何食べてるの?
中谷育
七草がゆって…おかゆ?プロデューサーさん、調子が悪いの!?
野々原茜
大きな声出していったいどうしたのさ育ちゃんや。茜ちゃんビックリしちゃったんだけど?
中谷育
えっと…プロデューサーさんが七草がゆっていうの食べてたから、調子が悪いのかなって…。
野々原茜
そっかー。大丈夫だよ?プロちゃんは体調崩したわけじゃないから!
中谷育
そうなの?じゃあなんでおかゆ食べてたの?
野々原茜
それはね…プロちゃんガシャの回しすぎでお金がなくなったんだよ。
野々原茜
だから、ご飯を水増しして、さらに野草を加えて量を増やしてるんだよ。
野々原茜
それもこれも、茜ちゃんの晴れ着姿が可愛すぎるから!いや~、可愛いって罪だよね~♪
百瀬莉緒
こら、茜ちゃん!育に変なことを教えないの。
野々原茜
おおっと莉緒やんや。茜ちゃんは嘘なんて吐いてないよ?茜ちゃんが可愛いのは紛れもない真実!
百瀬莉緒
そこじゃなくて、プロデューサーくんが七草がゆを食べてる理由よ。
中谷育
プロデューサーさん、わたしのお弁当、少し分けてあげるね?
百瀬莉緒
ほら!不憫に思った育がお昼ご飯分けてあげようとしてるじゃない!
百瀬莉緒
育、プロデューサーくんは別に金欠でお粥を食べようとしてるわけじゃないのよ?
中谷育
そうなの?じゃあなんで…?
百瀬莉緒
そもそも七草がゆっていうのは、昔から伝わる風習で、今日食べる物なの。
百瀬莉緒
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ。この七つが、春の七草よ。
百瀬莉緒
豪華なおせち料理を食べて疲れちゃった胃を休ませてあげるために七草が入ったお粥を食べるのよ。
中谷育
そうなんだ!ねぇ、プロデューサーさん、わたしも一口もらってもいい?
中谷育
わーい!いただきまーす!【モッキュモッキュ】
中谷育
…なんていうか、塩の味がうっすらとしてるけど…。
野々原茜
葉っぱが苦いよ、これ。【モムモム】
野々原茜
ねぇ、卵とか醤油とか入れちゃダメ?ついでに蟹の身とか。
百瀬莉緒
胃に優しい薄味にしてあるのに、味を濃くしてどうするのよ。
百瀬莉緒
良薬口に苦し、ということで我慢しなさい。
百瀬莉緒
因みに、七草がゆには邪気を払って万病を防ぐって言い伝えもあるのよ?
中谷育
へぇ…。莉緒さんって物知りなんだね!
百瀬莉緒
あら、知識はいくらあってもモテるときに邪魔にはならないのよ?
百瀬莉緒
必要なときに必要な蘊蓄が出せれば、出来る女みたいでモテそうでしょ?【パクッ】
百瀬莉緒
【フウッ……】
中谷育
り、莉緒さんが消えた!?
野々原茜
邪気というか、邪念まみれだったから払われちゃったか…。
(台詞数: 33)