野々原茜
今日はノノハランドのアマチュア将棋大会大統領杯の日だよ!
野々原茜
ノノハランドのアマチュア棋士の代表が、大統領である茜ちゃんと将棋を指すの!
野々原茜
おや?あそこにいるのはアマチュア棋士の代表さんじゃないかな?おーい!
宮尾美也
あ、大統領さん〜、今日はよろしくお願いしますね〜
野々原茜
こちらこそ!それよりどしたの?なんか浮かない顔してない?体調不良かにゃ?
宮尾美也
いえ〜…ただ、少し悩み事がありまして〜
野々原茜
悩みかー。よければ茜ちゃんに聞かせてもらえないかな?
野々原茜
茜ちゃん、世界一可愛くて頼れる大統領だから!
宮尾美也
む〜ん…実は私、進路の事で悩んでいるんです…
宮尾美也
このまま将棋のプロを目指すべきか、それとも別の道を進むべきか…
宮尾美也
プロの世界はとっても険しく厳しいですからね〜…
野々原茜
アマチュア代表の君でもそう思うのかい?
宮尾美也
はい〜…プロはすっごく強い人ばかりなんですよ〜…私がなれるのかという不安はあります…
野々原茜
ふむ…残念ながら、私が他人の進路に口を出すことはできない。責任も取れないからね
宮尾美也
そう…ですよね…
野々原茜
だから、将棋の話をしよう
野々原茜
将棋は人生に似ている。まったはできないが長考はできる。時にはじっくり手を考えるのもいい
野々原茜
それでも指すべき手が見つからない時は…
野々原茜
どうしたいか、を考えるべきだ
宮尾美也
どうしたいか?
野々原茜
有効な手が見つからないなら、君の好きな手、得意な手を指すのもいいだろう
野々原茜
それで勝てるかはわからないが、何もできずに時間切れをするよりは勝率が高いし
野々原茜
何より、悔いが残らない。自分のやりたいことを出し切ったのだから
野々原茜
それに、下手の考え休むに似たりとも言うしね
宮尾美也
なるほど…何となく、わかりました〜
宮尾美也
大統領さん、ありがとうございます〜。私の指したい手、じっくり考えてみますね〜
野々原茜
いやいや、ただの将棋のアドバイスだよ。もっとも、釈迦に説法かもしれないけどね
宮尾美也
それでは、対局しましょうか〜。よろしくお願いします〜
野々原茜
よろしくお願いします…さて、アレを見せてあげるかな
宮尾美也
アレ、って何ですか〜?
野々原茜
野々原流ダンスシステムだよ
宮尾美也
ダンスシステム
野々原茜
それから1年後
宮尾美也
「宮尾女流プロ!タイトル戦への意気込みをお願いします!」
宮尾美也
どんな辛い状況でも、自分の指したい将棋を指すのみですよ〜
野々原茜
美也ちゃん…指したい手、見つけたんだね!茜ちゃん嬉しいよ
宮尾美也
「ところで、宮尾プロは対局中に部屋を抜けることがあると聞きますが、何をしているのですか?」
宮尾美也
ダンスですよ〜
宮尾美也
ダンスをすると、頭がすっきりして、良い手を思い浮かぶことがあるんです〜。だから皆さんも
宮尾美也
一緒にダンス、しましょう?
(台詞数: 40)