矢吹可奈
うっ……! く、苦しい……。
矢吹可奈
バタッ
北沢志保
お客様、どうなさいましたか?
北沢志保
……大変! すごい熱だわ!
北沢志保
お医者様……お客様の中に、どなたかお客様はいらっしゃいますか!?
野々原茜
うむ、私は医者だが、どうかしたのかね?
北沢志保
こちらのお客様が急に倒れてしまって、しかも熱があるようなんです。
北沢志保
申し訳ありませんが、診ていただけませんか?
野々原茜
うむ、うむ。 ではこの茜ちゃん大先生が診てしんぜよう。
北沢志保
じ、自分で大先生って名乗るんですか?
野々原茜
ふむ……なるほど、これは……
野々原茜
プチシュー不足が原因ですな。
北沢志保
……は?
野々原茜
たまにいるんですよねぇ、プチシューを定期的に食べないと倒れてしまう患者さんが。
野々原茜
どうやらかなり長い間、プチシューを絶っていたようですなぁ、かわいそうに。
北沢志保
プチシュー不足って……そんなくだらない原因だったんですか。
野々原茜
むっ、くだらない原因とは失礼な!
野々原茜
いい? しほりん。 甘いお菓子は、女の子にとって何よりも必要な栄養素なんだよ。
野々原茜
生きていく上で必要不可欠……、もはや主食と言っても過言じゃないぐらいね!
野々原茜
そんな甘いお菓子を食べられなければ、倒れてしまうのも仕方の無い事なんだよ!
北沢志保
は、はあ……、なるほど。
野々原茜
……しかし、今はちょうどプチシューを切らしてしまっているからなぁ〜。
野々原茜
よし、応急処置として、このプチシュー味のプリンを患者さんに与えてみよう。
北沢志保
そんなプリンがあるんですか。
矢吹可奈
もぐもぐ……
矢吹可奈
うわっ、何このプリン、美味しい〜!
北沢志保
本当に復活した!?
野々原茜
うむ、やはり茜ちゃん大先生の診断に間違いはなかった!
矢吹可奈
プリンが〜プルプルしてて〜♪
矢吹可奈
甘〜いプチシューとプリンのハーモニ〜♪
北沢志保
お客様、うるさいので黙って食べてください。
矢吹可奈
……もぐもぐ。
(台詞数: 32)