野々原茜
オーライオーライオーライ…お、お、お、おおおおオーライッッ!!!
横山奈緒
いや普通にやれや。
野々原茜
オーライオーライ…はいOKですかー!!
横山奈緒
ですかー!!やないッッ!!!聞くな人にぃ!!
百瀬莉緒
あー丁度よかった～♪もうガソリンが切れちゃいそうだったから大変だったわよ～!
横山奈緒
そりゃあお疲れ様です～!それで今日はどうしますか?
百瀬莉緒
この車を見て解るでしょ?レギュラー満タンで♪
野々原茜
ポピュラーがマンハッタンで?
横山奈緒
んなこと言ってへんッッ!!!聞き間違い過ぎやろ茜ぇッッ!!!
横山奈緒
すんません、入ってまだ一週間の出来立て新人なんです…
百瀬莉緒
あらそうなの?でも気にしてないわ。じゃあ改めてレギュラー満タンでお願いするわ。
野々原茜
お持ち帰りで宜しいですか?
横山奈緒
いや普通そうやろ‼なんでファーストフード店みたいな感じになってんねん!
野々原茜
え?ここファーストフード店じゃないのぉ!!??
横山奈緒
当たり前やろぉぉッッ!!!なに勘違いしてんねんッッ!!!
横山奈緒
とりあえず茜は、ガソリン入れてこい!あまり時間をかけたくないんやから!
野々原茜
あ、はい、すいません…
横山奈緒
あ、お客さん!今、窓を拭きますね～!
百瀬莉緒
気が利くわね～ありがとう♪
百瀬莉緒
それにしても、あなたとあの新人さんと二人でこのガソスタを纏めてるんでしょ?大変ね～。
横山奈緒
たはは…てんちょーさんがどっか行っちゃったきり、ずっと二人で頑張ってるんですよ～。
横山奈緒
けどあの新人さん…不安要素ばっかりで困っとるんです。
百瀬莉緒
そんなの最初はそうよ。地道にコツコツと教えてあげていけば上手くなるわよ。
百瀬莉緒
あの子も一生懸命働いているし、きっと出来るわよ!
横山奈緒
…お客さん、フォローありがとうございます。私もまだまだって感じですわ～。
野々原茜
あ、あの…横ちゃん…
横山奈緒
ん、なに、どしたん?ちょっと待っててくださいねお客さん。
横山奈緒
…何があったんか?ガソリンの故障か?
野々原茜
いえ…ガソリンを入れようとしたら誤って水を入れてしまいました…
横山奈緒
ずこーーーーーーーーーッッ!!!
横山奈緒
なにやってんねん茜ぇッッ!!!アホすぎやん!!どないしてくれんのぉ!!??
野々原茜
でででででも、水でも車は走れるからいいんじゃないの?
横山奈緒
走れるかアホッッ!!!そんな車があったらそもそもガソリンなんて不必要やんけ!!
横山奈緒
あーもー…どうすんやこれ…なんて謝ればええかなぁ…
野々原茜
とりあえずガソリンの油成分だけをこの車に淹れちゃうね。
横山奈緒
なにを科学的な発言を言うてんねん。無理やろ。
百瀬莉緒
ねぇ、もうガソリンは終わったの?警察署行きたいから早く終わらせてほしいんだけど。
野々原茜
え?自首ですか?
百瀬莉緒
なんでそこで自首しなきゃいけないのよ!?落とし物を届けにいくだけよ‼
横山奈緒
あー…ええええっとぉ…はい、ただいま終わりました。
百瀬莉緒
思ったより早かったわね。はい、代金よ。
野々原茜
ありがとうございました～♪
百瀬莉緒
先輩さんも頑張ってね♪応援してるわ。
横山奈緒
なんか照れますな～♪またのご来店お待ちしてまーす!
百瀬莉緒
(ブオオオオオオオオン…)
横山奈緒
…あれ?普通に走っとる?
野々原茜
…水の力って凄いね～横ちゃん…
横山奈緒
せやな～…これでええか…
横山奈緒
あ、後茜、給料減らすからな♪
野々原茜
ガーーーーーーーーーン(泣)
(台詞数: 50)