北沢志保
……(カシャ。)
豊川風花
あの、志保ちゃん。
北沢志保
……(カシャ。)
豊川風花
志保ちゃんってば。
北沢志保
……(カシャ。)
豊川風花
志保ちゃん。せっかく猫カフェに来たんだから……
豊川風花
志保ちゃん。せっかく猫カフェに来たんだから……写真撮るだけでは勿体無いわよ!
豊川風花
こうやって、猫ちゃんを抱っこしたり、撫でてあげて楽しみましょ!
北沢志保
あの……私も、ネコを触りたいんです。
北沢志保
でも最近、動物と触れ合う機会が無くて……上手くスキンシップをとる自信が無くて。
北沢志保
最初近くに居た、あの黒い子。触ろうとしたら逃げちゃって……可愛かったのに。
豊川風花
そういうことね。それなら、このお姉さんを頼ってくれていいのよ。
豊川風花
あの黒い子は、警戒心が強いの。志保ちゃんじゃなくても、なかなか近づいてこないのよ。
北沢志保
そう……だったんですか。
豊川風花
あの子と仲良くなる秘訣はね……
豊川風花
あの子と仲良くなる秘訣はね……まず、こっちの茶毛の子と遊ぶことよ!
豊川風花
ほら、おいでぇ~。……キミ、また太った?おやつを貰い過ぎちゃダメだからね。ふふっ。
北沢志保
……
豊川風花
ほら、志保ちゃんも抱いてあげて。この子は人懐こいから、大丈夫。
北沢志保
はい……あ、あったかい。それに柔らかい。
豊川風花
今日は志保ちゃんに、その子におやつあげる権利を譲っちゃうわ。
北沢志保
美味しそうに食べるんですね。これじゃあ、お客さんみんなから餌付けされそう。
豊川風花
そうしてるとね、ほら。黒い子が、寄って来たわよ。
豊川風花
そうしてるとね、ほら。黒い子が、寄って来たわよ。……はい、確保成功!
北沢志保
あ……なんだかリラックスしてるみたい。
豊川風花
この二人は友達なの。だから、そっちの子と仲良くなると……
豊川風花
黒い子と遊ぶことができるのよ。志保ちゃんは普段物静かだから、猫ちゃんには好かれやすいわ。
北沢志保
ナデナデ……黒のネコさんもプチシュー欲しい?順番だからね。
豊川風花
すっかり夢中ね。縫いぐるみじゃなくて、本物の猫もいいでしょ?
豊川風花
また、この猫カフェに誘うわね。誕生日の日とか、すごいサービスが有るのよ?
北沢志保
……友達って、いいですね……
野々原茜
呼ばれてないけど飛び出す、ジャジャジャジャジャ~ン!お隣に、茜ちゃんショップが開店です!
野々原茜
置くだけで、その店の売り上げが向上しかねない、茜ちゃんチラシを持って来たから、置いとくね!
野々原茜
猫ちゃんの茜ちゃん、すっごい激マブでしょ!!!猫好きの人は、茜ちゃん猫も押さえないとダメ!
野々原茜
でも猫ちゃん茜ちゃん以外にも、凄いグッズ満載だよ!何しろ茜ちゃんのグッズだからね!
北沢志保
……ネコさん、二匹とも逃げちゃった。
豊川風花
物静かの反対の、騒ぎ立てる人って、猫ちゃんが嫌いなタイプなの。
北沢志保
風花さん。共通の「敵」がある時、人間は団結するって言いますよね。
豊川風花
そうね。今の時点において、私達は団結できそうね……
野々原茜
あれ?風花ちゃんとしほりんも来てたの?奇遇ですな~、茜ちゃんショップの宣伝手伝って……
野々原茜
……なんか、空気重いよ。というか、風花ちゃんのそんな顔はじめて見たよ。なんかレアかなあ……
(台詞数: 41)