豊川風花
うう……不安ですね。なんで私がゲームイベントでメインになるんだろう。
豊川風花
ゲームのことを話さないといけないのに。私、ゲームはほとんどやったこと無いんですよ。
豊川風花
まさか!プロデューサーさん、私が戸惑う姿を見たいから選んだんじゃ……
野々原茜
お疲れ、風花クン。君は何を朝から、そんな辛気臭い顔をしてるんだね。
豊川風花
茜ちゃん。今日はなんだか印象が違うわね。
野々原茜
分かる~!?今日は何となく、事務所に残ってた撮影用のスーツを着てみたのだ!
野々原茜
男装のままいつもの可愛さ溢れる茜ちゃんを世に出してもいいんだけど、あえてキャラ変えて……
野々原茜
『うわあ、普段の茜ちゃんは萌えるけど、今日の茜ちゃんはまた別の可愛さが有るよ!』
野々原茜
『ヤベえ、ヤバすぎるよ茜ちゃん!この世の全ての可愛さを支配するつもりなんかよ!』
野々原茜
『もう俺、必須栄養素の中の『可愛さ』は、全部ずっと茜ちゃんから受け取るよ!』
野々原茜
……とか、みんなに思ってもらおうかなって。こういう茜ちゃん知らないなんて、人生損してるよ!
豊川風花
と、とりあえず、茜ちゃんはすごいパワーがあるのは分かったわ……
豊川風花
そうだ。茜ちゃんがゲームイベントのメインになったほうがいいんじゃない?
豊川風花
私なんかより目立てるし、長時間のイベントでも元気が続きそうだし。
野々原茜
そうだね~。茜ちゃんコンパニオンは、来場者がみんなブースに殺到するくらいの可愛さだよね!
野々原茜
でもでも、茜ちゃんは可愛すぎるから、発表会でも出展ゲームの魅力を乗り越えちゃうのだ!
野々原茜
ステージ上の茜ちゃんが口を開けば、みんなゲームのことを忘れて聞き惚れちゃうだろうね!
豊川風花
(ゲームの紹介に支障をきたすかもと思って、プロデューサーさんは茜ちゃんを外したのね。)
北上麗花
お早うございます!今日はちょっと涼しいから、カステラ日和ですね!
豊川風花
お早うございます、麗花さん。カステラのことはよく分からないけど、過ごしやすいですね。
豊川風花
麗花さんには、ゲームイベントのメインキャストの話、来なかったんですか?
北上麗花
来てませんよ?だって私、ゲーム知らないですし。
北上麗花
親指を動かすだけなのに、なんでみんなゲームが好きなのかな?つまらなくないかな?
豊川風花
……なんだか今、私達が絶対言ってはいけないセリフを聞いた気が。
北上麗花
でも私、体を動かすゲームは好きですよ。プロデューサーさんとポッキ◯ゲームするし。
豊川風花
ポッ◯ーゲームって、まさかあの……
北上麗花
うん。プロデューサーさんにポ◯キーを咥えてもらって、私が……
北上麗花
うん。プロデューサーさんにポ◯キーを咥えてもらって、私が……空手チョップをするの!
北上麗花
プロデューサーさんの口に残った長さが短いと、勝ちなんだ!
野々原茜
麗花ちゃんは、一体誰と勝負してるの、そのゲームで。
北上麗花
うーん。やっぱり己との戦いかな?
豊川風花
麗花さんも、私と同じでゲームは知らないみたいですね。
野々原茜
でもさ、プロちゃんは風花ちゃんが元ナースって知ってるんだよね。
野々原茜
風花ちゃんが病院肝試しをやるのが、王道って言うか順当じゃないかな?茜ちゃん正しいよね!
豊川風花
そうですよ!私と麗花さんのお仕事は逆のほうが、しっくりいったんです。
北上麗花
でもそれって、すごく「普通」の考え方だよね。
野々原茜
麗花ちゃん、いつもプロちゃんを「普通」って言ってるじゃん。普通の考え方じゃ変なの?
北上麗花
ううん。「『普通』の配役を外して、意外性の有るキャスティングにしよう!」なんて……
北上麗花
いかにも、ザ・普通の人のプロデューサーさんらしい判断だって思ったの!
豊川風花
悪意は無いんだろうけど、本人の前では言わないであげてね。
北上麗花
でもしかたないですよ。どのみち、シーズンユニットの中に、ゲーム好きそうな子居ないし。
野々原茜
ゲームイベントあるの分かってたのに、ユニットメンバー選びしたプロちゃんの失策だね!
豊川風花
すごい言われよう……ちょっとプロデューサーさんに情が湧いちゃうわ。
豊川風花
プロデューサーさんは私が支えるとまでは言わなくても、このお仕事は私が成功させないと!
(台詞数: 44)