矢吹可奈
みんなー♪劇場”の倉庫から食べ物をいただいてきたよ~♪
野々原茜
ウキー!ウキキー!
大神環
ハグッ…ムグッ…グァツガツ!クフフ、美味いぞー!
矢吹可奈
み、みんな、もう少し落ち着いて…もう少し女の子らしく…
矢吹可奈
…って、そもそも女の子らしくってどういうものだったっけ?
矢吹可奈
自然の中で生活するのに必死でなんかもう色々忘れちゃってるよ…私達なぜこんな事してるんだろ?
大神環
ムグムグ。それはあいつらが森を切るのをやめさせるためだぞ。
矢吹可奈
いや、そうじゃなくて、そもそも何で私達、ここで生活をしはじめたんだっけ?ってこと。
大神環
うーん…
大神環
…たまき、忘れちった。あかねは?
野々原茜
うっきき☆
大神環
くふふふ、もう、あかね、なんて言ってるのかもわかんないぞ。スゴイな!
矢吹可奈
…完全に動物になりきってるね。私たちも最終的にこうなっちゃうのかな。
大神環
たまきが覚えているのは、この島、自然がいっぱいで遊ぶところも沢山あって嬉しかったってこと
大神環
だから”劇場”を森を切り始めたとき、それを止めるって決めたんだ。
大神環
あーでも、”劇場”の子たちとケンカするのはなんか嫌だぞ。胸がうがーってなる。
大神環
たぶん、たまきも色々忘れちゃってるけど、きっとたまき”劇場”の子たちと仲良くしたいのかも。
矢吹可奈
私もだよ。それに、あの子たちに森を切るのをやめさせて、仲良くする方法もきっと有るって思うの
矢吹可奈
でも、それがわからないんだよな。こうしている間にもどんどん記憶が抜け落ちている気がするよー
野々原茜
ウキ!ウキ!!
矢吹可奈
うん?ちょっと茜さん黙って。
野々原茜
ヴッギー!
大神環
かな、待って…なんか森の様子が変だぞ?いつの間にか森の動物達に囲まれてる…
矢吹可奈
ほんとうだ…ネズミ、鹿、猿、鳥も。すごい数…この森のほとんどの動物が集まってるんじゃ…
矢吹可奈
うう、こんなこと初めてだよ…私たち、何か森の動物さんたちを怒らせるようなことしたかな?
大神環
た、たまきもわからないぞ。あ、”劇場”を止められてないから、怒ったのかな?
矢吹可奈
そ、そんなぁ…私たちどうなっちゃうの。
(台詞数: 27)