七尾百合子
ふう…良い湯加減だったね、ロコちゃん。
ロコ
はい。アンナ、バスから上がりましたよー。
望月杏奈
おかえり…こっちもパーティーの準備、できてる…よ。
七尾百合子
何だか悪いね。杏奈ちゃんのお家に泊まりにきたのに、全部任せちゃって。
望月杏奈
いいの…お泊まり会したいって言ったのも…先にお風呂に入ってって言ったのも…杏奈だから。
望月杏奈
杏奈が…お風呂から上がったら…パーティーしよ?
ロコ
はい!
望月杏奈
(その後)
ロコ
ちょっ、待っ!ストップ!ストップです!そのコンボ使うの禁止です!
望月杏奈
ゲームは真剣勝負…だよ、ロコ…。
七尾百合子
うわぁ、えげつない…画面端から全然動けてないよ。
望月杏奈
次…次は何のゲーム、やる?パーティーゲームも、レースゲームも…たくさんある、よ…。
ロコ
アンナ、何だか楽しそうですね。
望月杏奈
うん…だって、2人とずっと…お泊まり会したかった…から。
七尾百合子
3人とも、最近お仕事で忙しかったからね。全然遊べなかったし。
望月杏奈
うん…それもそうなんだけど…それよりも辛かったのはね…。
望月杏奈
ずっと2人に…会えなかったこと、だよ…。
ロコ
確かに…ワークエリアも別々でしたからね。
望月杏奈
杏奈、たまに怖くなるの…こういう楽しい日って、いつか終わるんじゃないかって…。
望月杏奈
みんな、大人になって…こうして遊ぶことも少なくなって…いつか離れ離れになって…。
望月杏奈
ううん…もしかしたら、ある日急に終わりを告げられたりするかも…。
望月杏奈
そう思ったら…2人と、楽しい思い出をもっと作りたくなって…。
七尾百合子
杏奈ちゃん…。
ロコ
アンナ、それは違います。
望月杏奈
ロコ…?
ロコ
確かに、ロコたちはいつの日か離れ離れになる日が来るかもしれません。
ロコ
でも、ロコたちのフレンドシップは、固いネクサスは、一生変わりません!
ロコ
ロコたちがネクサスを忘れない限り、こうしてパーティーはできます!何度だって!
望月杏奈
ロコ…。
七尾百合子
ロコちゃんの言う通りだよ。私たち、ずっと友達だもん。
望月杏奈
百合子さん……うん!そう、だね…!
望月杏奈
杏奈、忘れない…大切な友達のこと…楽しかった思い出…絶対に忘れない…!
七尾百合子
私も!よーし、今度は私が持ってきたゲームもやりたいな。ロコちゃんは何か持ってきた?
ロコ
そういえば、Dr.リツコからニューガジェットを借りてきたんでした。試しに使ってみませんか?
望月杏奈
何それ…タブレット端末?
ロコ
フューチャーワールドを覗ける、スペシャルタブレットです!
七尾百合子
未来の世界が!?何それすごい!
ロコ
これでフューチャーのロコたちが、変わらずフレンドでいるかどうかを見てみましょう!
望月杏奈
良いね…見よう見よう…。
ロコ
それでは…10年後くらいでいいですかね。ポチッとな。
ロコ
(ヴォン)
望月杏奈
映った…これ、杏奈の家…だね。
望月杏奈
『百合子さん…ロコ…先にシャワー浴びてきて…。』
ロコ
アダルトのアンナです!ロコとユリコもいますよ!
七尾百合子
本当だ!未来の私たちも、お泊まり会しているのかな?
ロコ
もう少し見てみましょう。
望月杏奈
わくわく……。
望月杏奈
…………えっ?
ロコ
こ、これって…まさか…。
七尾百合子
わーーーーー!!わーーーーー!!
(台詞数: 50)