ロコ
アンナは普段、どんなフードをイートしているんですか?
望月杏奈
ロコたちと同じ物…。体内のエネルギー炉で…食べ物が燃料に…変換される、から…。
ロコ
一緒に住んでいるファミリーはいますか?
望月杏奈
家族…ううん。杏奈、今は1人暮らし…だよ。
ロコ
アンナはどこに住んでいるんですか?遊びに行ってもいいですか?
望月杏奈
………ねぇ、ロコ。どうしてさっきから、杏奈に質問してばかり…なの?
ロコ
付き合っているんですから、相手のことを知りたいと思うのは当然です!
望月杏奈
そう、なの…?こういうの…よくわからない…から…。
望月杏奈
(でも、そういうことなら、アンナも質問しないと。付き合うって契約だもん。)
望月杏奈
ねぇ、ロコ…ロコには、家族っている…の…?
ロコ
えっ、ロコのファミリーですか?
ロコ
…………。
ロコ
いますよ。パパとママ、そしてシスターがいます。
望月杏奈
そうなんだ…たくさんいる、ね…。
望月杏奈
家族がいるって、どんな感じ…?
ロコ
改まって聞かれると、なかなかディフィカルトな質問ですね。
ロコ
……少なくとも、ロコは幸せですよ。家族がいてくれて。
ロコ
ゴーホームして、ホームにファミリーがいた時は…とても幸せです。
望月杏奈
ふーん…そうなんだ。杏奈、ずっと1人だから…ピンとこないけど…。
ロコ
…杏奈は、デストルドーなんですよね?
ロコ
いつの日か、このシティをデストロイすることもあるんですよね?
望月杏奈
命令があれば…そうする、よ…。
ロコ
その時、あそこで笑っているファミリーや、あの幸せそうなカップルもキルするんですよね?
ロコ
そういうの、何とも思わないんですか?
望月杏奈
……?思わない、よ…?
ロコ
ッ!?
望月杏奈
杏奈は、兵器だもん…。デストルドーの命令を…遂行する…ただそれだけ…。
望月杏奈
だから、命令遂行以外のことは、考えたこともない…よ。
ロコ
心が痛まないんですか!?
望月杏奈
……よく、わかんない。
ロコ
じゃあ…今、ロコをキルするようオペレートされたら…どうしますか?
望月杏奈
すぐに遂行する、よ…。
ロコ
…………。
望月杏奈
命令だもん。ちょうど目の前に…いるし…1秒もかからない…かな?
ロコ
……よくわかりました。
望月杏奈
そう?それじゃあ次は…杏奈が質問するね……えっと。
ロコ
すみません。この後用事があるので、ロコはこれで失礼します。
望月杏奈
えっ…ロコ、今日は確か暇って…?
ロコ
それではまた、学校で。
望月杏奈
…………?
望月杏奈
(ロコ、どうしたんだろう?怒っているようにも見えたけれど…。)
望月杏奈
(アンナ、怒らせるようなこと…言ったの…かな?)
望月杏奈
よくわかんないけれど…明日謝ろう…任務だし…。
(台詞数: 43)