望月杏奈
契約……完了……。今から……教会に……行くよ……。
七尾百合子
教会?どうして?
望月杏奈
このイベ……こほん。聖杯戦争の……ルール説明が……あるから……。
望月杏奈
話をろくに聞いてない……百合子さんには……必須……。
七尾百合子
うっ、仰る通りです……。
七尾百合子
そういえば杏奈ちゃん、いつもの格好に戻ってるね?
望月杏奈
あの姿でいると……無駄に……魔力使うから……。
七尾百合子
なるほど。魔力消費を抑えるのは大切だよね。
望月杏奈
うん……。着いた、よ……。
七尾百合子
(ガチャッ)失礼しまーす。
音無小鳥
いらっしゃい。2人とも。
七尾百合子
あっ、こんにちは。小鳥さんがルール説明を?
音無小鳥
ええ。私はこの聖杯戦争の監督役。
音無小鳥
早速だけどルールを説明するわね。
音無小鳥
まず、マスターへの攻撃は禁止です。
七尾百合子
えっ。
音無小鳥
えっ?
七尾百合子
……すいません。続けてください。
七尾百合子
(マスター暗殺という作戦が使えなくなった……。)
音無小鳥
つ、続けるわよ。サーヴァントの攻撃はサーヴァントにしか効果がないように設定しているの。
音無小鳥
例えば、剣からビームを撃ったとしましょう。
七尾百合子
よくあることですね。
音無小鳥
そのビームを人や物に撃っても痛くないし、攻撃自体かき消されてしまうの。
七尾百合子
ふむふむ。
音無小鳥
それから、サーヴァントへのダメージは痛みや傷が出来るわけではないの。
音無小鳥
何というか……痛みはないけどダメージが蓄積されて、それが一定以上になると英霊の力を失うの。
音無小鳥
そうなったら脱落ね。
七尾百合子
サーヴァントのHPが0になると脱落、と……。
音無小鳥
そんな感じね。痛くないからって防御無視で特攻するとあっという間に脱落しちゃうわよ。
望月杏奈
気をつける……。
音無小鳥
そして、最後まで勝ち残った1組が聖杯を手にするのよ!
音無小鳥
セトリや衣装、演出などなど、全て思い通りのライブが出来るわよ!
七尾百合子
思い通りのライブ……。
音無小鳥
さて。それではお決まりの質問を。
音無小鳥
百合子ちゃん。貴女は聖杯を使ってどんなライブを望むの?
七尾百合子
聖杯云々の前にもっとちゃんと戦えるサーヴァントを所望します!
望月杏奈
がーん!
七尾百合子
杏奈ちゃんはいいけど、やっぱりアルラウネは無理だと思う!ちゃんとした英霊を!
音無小鳥
百合子ちゃん。そういう時は……
音無小鳥
サーヴァントへの愛で乗り切るのよ!
七尾百合子
愛!?
音無小鳥
百合子ちゃんのアルラウネへの…いえ、杏奈ちゃんへの愛があれば!
音無小鳥
杏奈ちゃんはきっと、無限の力を引き出してくれるわ!
七尾百合子
私の愛が……杏奈ちゃんを強くする……。
七尾百合子
小鳥さん!私、頑張ります!必ず杏奈ちゃんと一緒に聖杯を勝ち取ります!
音無小鳥
その意気よ百合子ちゃん!
七尾百合子
頑張ろう杏奈ちゃん!私達の愛で!
望月杏奈
う、うん……。
望月杏奈
(百合子さん……チョロい……。)
(台詞数: 49)