吸血鬼になった少女 26話
BGM
空想文学少女
脚本家
れみす
投稿日時
2017-08-22 09:39:51

脚本家コメント
第26話「あなたの想い」
ついに星の実を手にした蓮花。しかし、最後にやるべきことがあるのではないかと星の樹に問われ、唯一の友達であるアンの元へと訪れるのだった。
NEXT→「別れの時」

コメントを残す
望月杏奈
『………。』
望月杏奈
『ユリちゃん…どうして…』
望月杏奈
『どうしてあなたは吸血鬼になっちゃったの…』
望月杏奈
『どうして私はそれを受け入れられないの…』
望月杏奈
『どうして…どうして…』
望月杏奈
(コンコン)『誰…?』
七尾百合子
「(スッ)………。」
望月杏奈
『…っ!?』
望月杏奈
『どうしてユリちゃんがここに…!』
七尾百合子
「私は…ユリではない。」
七尾百合子
「私の名は…蓮花。」
望月杏奈
『蓮花……ということは。』
望月杏奈
『(そっか。やっと取り戻したんだね…)』
望月杏奈
『蓮花さん、私に何のようですか?』
七尾百合子
「これを…君に届けに来た。」
望月杏奈
『これは?』
七尾百合子
「星の実。星の樹からとれる幻の果実だよ。」
七尾百合子
「満月の夜…つまり、今夜、日の変わる時にその果実を食べればその体は転生することができる」
望月杏奈
『転生…?ということは生まれ変わるの?』
七尾百合子
「その実を食べるかどうかは君に任せるよ。ただね…」
七尾百合子
「ユリちゃんは言ってた…もう一度、君と一緒にアイドルをやりたいと。」
望月杏奈
『………。』
七尾百合子
「それじゃあ私はこれで…」
望月杏奈
『待って!』
望月杏奈
『もしも……もしもだよ。』
望月杏奈
『転生したときに…また私と一緒になれた時…』
望月杏奈
『例え姿形が変わっていようと…あなたは私の友達でいてくれますか?』
望月杏奈
『そう…ユリちゃんに伝えてもらえますか?』
七尾百合子
「……わかった。必ず伝えるよ。」
望月杏奈
『ありがとう…蓮花さん。』
望月杏奈
『(ありがとう…ユリちゃん…)』

(台詞数: 31)