アローラズ・プレアデス♯69
BGM
VIVID イマジネーション
脚本家
ウツボ
投稿日時
2017-08-12 22:22:18

脚本家コメント
第69話「目を開いたらそこは」
場所:VRフェスサークル
なんでフェスサークルをVRと表現してまで出したかったかというと、アンナを出す為なんですよね。VRフェスサークル管理人、アンナです。アンナが管理人、ということは……?
あとスバルとタマキのこの格好を出す理由付けでもあります、これがしたかったから1回切ったのです。
VRの方の設定を濃くしてしまったせいか、ちょっと長くなったかもしれません。設定がわかりづらいって人は、ソード・アート・オンライン的な感じだと思ってください(笑)。

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望月杏奈
ようこそ!VRフェスサークルへ!アンナ、ビビッと歓迎するよっ!
永吉昴
……
永吉昴
……は?な、何?ここどこだ?オレ、カプセルの中で目を閉じて、開けて、ここにいて……えっ?
望月杏奈
だーかーら!VRフェスサークルだよっ!ようこそ!ビビッと歓迎するよっ!
永吉昴
……ちょ、ちょっと待って、意味わかんない……え?これもう、VRフェスサークルの中にいるの?
望月杏奈
そうだよっ!もうあなたはVR空間にいるんだよ!どう?ホントにここにいるみたいでしょ?
永吉昴
え?あ、あぁ、普通に動けるし……でも本当のオレは、カプセルで横になってるだけってことか?
望月杏奈
そうそう!実は、そう思ってるだけ!脳から出る動作の信号を、アウトプットしてるの!
永吉昴
はぁ~……スゲー。全然意味はわかんないけど、とにかくスゲー。これがVRフェスサークル……!
大神環
うっわー!なにこれ!なにこれ!すごーい!!!これがゲームの中なのー!?
永吉昴
あっちの子はあんなにはしゃいで……ん?あの子タマキだ!おーい!タマキー!
大神環
あ、スバルー!?スバルだ!わーっ!ホントにスバルがここにいるじゃん!
永吉昴
いや、そうだよなホントスゲー……
永吉昴
いや、そうだよなホントスゲー……ってタマキ!なんだそのガッツリ女の子してる服は!
大神環
え?ふく……?わっ!な、なにこれー!タマキさっきまでこの服着てなかったのに!
大神環
わわっ!スバルもなんだその服!ヒラヒラしてて、セリカが着てる服みたいだぞ!
永吉昴
……げっ!な、なんじゃこりゃ!?これ、ハウオリシティでセリカと買った服じゃねーか!
永吉昴
えっ、ちょっ、やっ、これハズッ……あんま見んなよタマキ……なんでこうなってんだ……?
望月杏奈
二人とも超似合ってるよ!この服はフェスサークルのドレスコード!今まで自分で着たお洋服の中で
望月杏奈
一番のお気に入りを、コスチュームとして再現してるの!記憶の再現はまだ試作段階だけどねっ!
永吉昴
お、お気に入り……?いや、これミスなんじゃないか?オレがこんな可愛い服お気に入りなわけ……
望月杏奈
うーん、そうなのかも。似合ってるのになー。それか、大切な人から貰ったお洋服とかじゃない?
大神環
そ、そうだ!この服アズサねーちゃんのおさがりだ!まだもらってから一回も着てなかったけど。
永吉昴
オレはセリカと選んだ服だ……ってことは、セリカが大切な人?まぁ大切な友達だけどさ……
永吉昴
……って、普通に話してたけど、そういえば君だれ?
望月杏奈
あっ!自己紹介してなかったね!アンナは、アンナ!このVRフェスサークルの管理人だよっ!
永吉昴
管理人、ってことはまさか……このVRフェスサークルを作ったエンジニア?
望月杏奈
ピンポーン!ビビッと大正解!まぁここにいるアンナは、自動AIだけどねっ!
永吉昴
マ、マジか!?こんなスゲーの作ったのが、オレと同い年くらいの女の子!?これはスゲーよ!
望月杏奈
イエーイ!ありがとー!アンナは、初めてVRフェスサークルに来る人に案内をしてるんだよ!
望月杏奈
えっと、データによると、二人はスバルちゃんとタマキちゃんだねっ!よろしくねっ!
永吉昴
おぉ、よろしくなアンナ!って言っても実際は会ってないんだよな。なんかスゲーよなタマキ……
大神環
うわーっ!このふしぎキッチンって所のランチおいしぃーっ!(パクパクーッ!)
永吉昴
あっ!タマキもう屋台でなんか食ってるぞ……あれ?でもVR空間で食うのって、ウマイのか?
望月杏奈
これも、そう思ってるだけ!原理はあるんだけど、複雑だからまた今度ね!
永吉昴
あぁ……なんかもう細かいことわかんないからいっか。とにかく楽しもう!案内頼むぜアンナ。
永吉昴
(…この後オレはアンナと一緒に、VR空間を遊び尽くした。タマキはずっとなんか食ってた…)
永吉昴
ふーっ、一通り回って思ったんだけど、子供も大人も、違う国の人もいたりするんだよな。
永吉昴
みんなスゲー楽しそうだしさ。こんな事できるって、ホントスゲーよアンナ!尊敬する!
望月杏奈
えへへ~、そう言われると照れるな~。でも、アンナも色んな人に手伝ってもらってるけどね!
望月杏奈
このVRフェスサークルも、まだまだ可能性があるからね!もっともっと頑張って大きくしたいの!
永吉昴
そっか……今でも充分スゲーと思うけどさ、まだ頑張るんだな!オレも島巡り頑張らないと……
望月杏奈
島巡り?スバルちゃん、島巡りトレーナーだったの?
永吉昴
え?そうだよ!次はヴェラ火山公園の試練行くんだ。その途中にタマキに誘われてここに来たんだ。
望月杏奈
……そうなんだーっ!そっかそっか~、えへへ!もうちょっと先になるけど、楽しみだな~っ!
永吉昴
楽しみ?楽しみって……(ピピーッ!)
望月杏奈
あっ、制限時間だね!VRフェスサークルは時間が決まってるの!ここも改善したいけどねっ!
永吉昴
あー、そっか。まぁ大人気だししょうがないか。ありがとなアンナ!楽しかったぜ!また来るよ!
望月杏奈
うん!またね!あと、そのお洋服ホントに似合ってるよ!じゃあバイバーイ!(シュゥンッ…)
永吉昴
わ!消えた!そっかこれVRだったっけ。そういやこの服も……な、慣れちゃえば着れるもんだな。

(台詞数: 50)