はじめてのプロデュース #6
BGM
祈りの羽根
脚本家
海鞘♪
投稿日時
2017-08-11 19:24:06

脚本家コメント
杏奈を「少女」の役にしたのは…
当時着ていた服装とシルエットが似ていた為…
杏奈Pの方々…他意は無いので悪しからず(・ω・)
志保には「私」役
高木社長には「刑事」役
杏奈には「少女」役
私の記憶の中に残っているほんの一部分の話…。
少女の名前は確実に覚えているこの二文字で…苗字に関しては不明確なので割愛にしました。
恵美)ところでさぁ…なんで女の子の名前覚えてたの?
海鞘P)だから、一人だけならな…
恵美)その頃からセミロリコン素質が発生してたんじゃないの?
志保)…大方、美少女ゲームのキャラと同じ名前で覚えていたとか?
恵美)えっ…そうなの?…うゎ、変態。
志保)図星ですか、萎びていくし…

コメントを残す
高木社長
__高木刑事)チョット来てくれ…話は得意か?
北沢志保
私)はい?なんでしょうか…。
北沢志保
私「夜勤で「派出所」から「署」に来ていた私は…当直のベテラン刑事に呼び止められた。」
北沢志保
私「丁度、補導された少女がいたらしく、隣から取り調べの声が聞こえていた。」
高木社長
刑事)今、調べをしてる子の友達でな…一緒に来るとついて来たんだが…
高木社長
刑事)どうも家に帰ってないらしいんだ……お前、ちょっと話相手になれや。
北沢志保
私)はぁ、私ですか…内容はなんでもいいですか? 刑事)構わんよ。
北沢志保
私「つい立てを覗き込むと…気怠げに机の椅子に座る12〜13歳くらいの女の子が座っていた。」
北沢志保
私「言われた私は、少女に身体を斜めに向けるように対面の椅子に座る…」
望月杏奈
少女)……。
北沢志保
私)こんばんは。
望月杏奈
「私が言うと少女はパーカーの紐を弄りながら「フッ」と会釈気味に挨拶をする。」
北沢志保
私)お名前は…何というのかな?
望月杏奈
「お決まりだろうが、私が質問をすると彼女は再び紐を弄り続けるだけになる…」
北沢志保
私)「なるほど、この手か…」 そのパーカー、良いな?
望月杏奈
少女)…うん。ネコ…なの……かわいいでしょ。
北沢志保
私)ああ…ネコなのか、いいな。 少女)…うん。
望月杏奈
「少女は満更でもなさそうに笑顔で返事を返す…そんな顔も出来るのか…」
高木社長
刑事)真っ直ぐに向いて話せ!
北沢志保
「先輩刑事が私に強く語る…」 私)うん…怒られちゃった。
望月杏奈
少女)うふふ…。 私)…聞いたんだけど、ウチに帰ってないの?
望月杏奈
少女)うん、公園に泊まるの… 私)えー寒いだろう?…公園って、あっちの大きい公園?
北沢志保
私)それに、危ないぞ? 少女)あそこに友達も来てるから大丈夫…
望月杏奈
少女)それに寒く無いよ?これを着てるし…「と、目深にパーカーを被る…」
北沢志保
私)ん〜…なんでウチに帰らないの?
望月杏奈
少女)…お母さん…怒るんだもん。この前なんて水を掛けられたんだよ!?
北沢志保
私)ん〜…じゃあ…お父さんは? 少女)お父さんは好き♪←即答
望月杏奈
私)なんで? 少女)お小遣いくれるから♪
北沢志保
私)…そうか。「余り考えたくは無かったが…この子はある傾向の初期段階だなと私は解釈した。」
北沢志保
私)えっと…名前はなんだっけ? 少女)…ソラ。
北沢志保
私)いい名前だね。 ソラ)うん…。
北沢志保
「何と無く違和感を覚えたその名前…私の感覚が古いのだろうか…今時の名前では普通なのか?」
北沢志保
私)学校には行ってるの? ソラ)学校には、最初は行ってたけど…最近行ってない…。
望月杏奈
ソラ)私、バカだから… 私)なんで?
望月杏奈
ソラ)授業にだんだん追い付けなくて……あ、でも漢字は好き♪
北沢志保
私)ほぉ、おじさんは漢字は苦手だなぁ〜辞書は常に鞄の中だし… ソラ)えー?
北沢志保
私)なんだ、好きな勉強があるんなら…漢字だけにこだわって勉強しよう。
望月杏奈
ソラ)でも、漢字だけって… 私)いや漢字を覚える頭があるんだ、先ずはそれを鍛えよう。
望月杏奈
ソラ)…うん。 私)それとウチに帰ってベッドで寝ること。
望月杏奈
ソラ)えー、でもお母さんが… 私)お母さんが何故、君に水を掛けたと思う?
北沢志保
私)お母さんは君とお話したかったのかもしれないよ?君を振り向かせようと水を掛けたのかも…
北沢志保
私)よく考えよう?漢字を覚える頭を持ってるんだから、そんなに難しい話しではないだろ?
北沢志保
私)お母さんだって人の子だし…君に水を掛けた事を後悔している。 ソラ)……。
北沢志保
私)お母さんとお話しような? ソラ)うん…。
望月杏奈
私)約束な? ソラ)…うん。
北沢志保
私)よし、それでいい。 ソラ)うん。
高木社長
刑事)そろそろ、行こうか…自転車の持ち主が見つかった。レストランの側だ、乗って行くな?
望月杏奈
ソラ)うん。
望月杏奈
「そう刑事に少女が返すと…何か私に言いたげな瞳で訴え掛けてくる。」
望月杏奈
「私は大丈夫だと眼差しで、その瞳に返事を返した…」

(台詞数: 50)