北沢志保
杏奈、おはよう。
望月杏奈
…………おはよ。
北沢志保
どうしたの?いつにも増して元気ないじゃない。
望月杏奈
ねぇ志保…。
北沢志保
なに?真面目な顔して。
望月杏奈
杏奈が、なんで怒ってるか…わかる?
北沢志保
えっと……私、何かしたかしら…?
望月杏奈
……。
北沢志保
ええ…?えっと……杏奈がゲームをセーブする暇を与えずに仕事に連れ出したこと?
望月杏奈
…………。
北沢志保
えっと…杏奈のおやつを没収したこと…?
望月杏奈
…………。
北沢志保
えぇ?…他に何かあるかしら……。
望月杏奈
知らない…。
北沢志保
えっ!ちょっ!?待って!思い出すから!えっと…えーっと……。
北沢志保
杏奈の家で間違えてお気に入りのクッションを使ったこと?
北沢志保
私の家に呼んだ時杏奈のコップを用意してなかったこと?
望月杏奈
…………。
北沢志保
えぇ…?他に何かあったかしら…?えっと…えっと……。
北沢志保
ごめんなさい…これ以上思い浮かばないわ…。だから……
望月杏奈
ん……えっとね…。
北沢志保
うん…。
望月杏奈
実は…特に怒ってなかったり…。
北沢志保
………へ?
望月杏奈
えと、ちょっと…からかうつもりだったんだけど……ごめんね?
北沢志保
そう…ならよかった……。
望月杏奈
志保、色んなこと覚えてて…すごい…。
北沢志保
ま、まぁ…記憶力には自信があるから…。
北沢志保
それはそうと、ねぇ杏奈…聞きたいことがあるんだけど。いいかしら?
望月杏奈
え、えっと……なに、かな…?
北沢志保
私がなんで怒ってるか、分かるかしら?
望月杏奈
え、えーっと……。
北沢志保
どうしたの?分からないの?
望月杏奈
ご、ごめんなさい…!
(台詞数: 34)