永吉昴
(そろそろ...オレのは来ねえかなぁ...待つのは嫌いだ。)
永吉昴
P「えーっと、次いくか...。」
永吉昴
キラキラ...
永吉昴
P「昴からものすごいキラキラした視線を感じる...。いいや。昴のを返そう。」
永吉昴
うしっ!どうなるかなあ~。
永吉昴
P「昴の成績は......」
永吉昴
P「昴の成績は......は!?」
永吉昴
なんだ?その反応は。
永吉昴
P「...まあ、返そう。」
永吉昴
P「国語19点、数学22点、社会12点、理科13点、英語10点の5教科合計76点。」
永吉昴
P「偏差値は...国語が33、数学が32で、3教科合計で33、5教科合計で31。
永吉昴
おしっ!なんかよくわかんないけどこれでまた野球できるぞ~!
永吉昴
P「まてまてまてまて。ツッコミどころが多すぎてどこから突っ込んだらいいかわからない。」
永吉昴
なんか問題あったか?
永吉昴
P「問題ありすぎて一気には処理できないからちょっとばかし残っててくれ。先に杏奈のを返す。」
永吉昴
そんなに...オレ何かしたか...?さほど問題なく思えたんだけど...。
永吉昴
P「じゃあ昴、後でな。先に杏奈のを返す。杏奈、準備はいいか?」
望月杏奈
杏奈...正直...テスト...嫌い...。
望月杏奈
P「安心しろ杏奈。どこぞの野球バカとは違ってしっかりできてるから。」
永吉昴
オイッ!
望月杏奈
うん...。わかった。
望月杏奈
杏奈...。テスト返し...頑張るよ...。
望月杏奈
P「杏奈は......」
望月杏奈
P「杏奈は......!?」
望月杏奈
...やっぱり...ダメだったの...かな...。
望月杏奈
P「国語50点、数学51点、社会53点、理科42点、英語52点の合計248点。」
望月杏奈
P「あれだけ勉強苦手だった感じからは...。ちょっと脱却てきたみたいだな。」
望月杏奈
P「偏差値が教えてくれたよ。国語50、数学50、社会50、理科50、英語50の合計50。」
望月杏奈
平均...行った...。
望月杏奈
P「普通の極みのアイツもびっくりの偏差値オール50。でも杏奈勉強できないんじゃ...?」
望月杏奈
杏奈なりに...最近...ちょっと...勉強した...。ほんの少しだけ...。
望月杏奈
でも...テスト...されるなんて...予想外で...。偶然...なのかな?
望月杏奈
P「偶然なんかじゃない。杏奈の努力が形にして表れたんだよ。平均点達成、おめでとう。」
望月杏奈
ありがとう...プロデューサーさん...。後で...ゲーム...しよ?
望月杏奈
P「あれだけゲームしてて勉強できないと言ってたのに、平均点が取れた杏奈...。強い子だ。」
望月杏奈
P「よし、よく頑張ったご褒美にな。」
永吉昴
またあーーっ!プロデューサー!この後オレとキャッチボールしにいく約束は?
永吉昴
P「昴。ちょうど出てきてくれたからついでだ。話を聞こう。昴は今回のテストをどう思った?」
永吉昴
学校のテストでは一桁台とかザラにあるから今回はよく頑張ったほうだと思ってる!
永吉昴
P「おい、お前は未来か。まあ野球に燃えてるから勉強辛いのは解るが...。」
永吉昴
オイ...やめてくれよ...未来だけには負けたくねぇよ...。
永吉昴
P「この点数だとかなり未来といい勝負だぞ...?俺はまだ知らないが。」
永吉昴
P「これからは...少し将来を見据えて進もうな。でも、野球は大事にしろよ。才能だから。」
永吉昴
プロデューサー...。
永吉昴
P「昴は想像をさらに下回り、杏奈は大躍進か...。わからなくなってきたぞ。」
望月杏奈
ー続くー
永吉昴
〈途中経過〉1位百合子 2位可奈 3位伊織 4位美希 5位ロコ 6位杏奈 7位翼 8位昴
(台詞数: 47)