アストラル・恵美! 10話
BGM
成長Chu→LOVER!!
脚本家
sikimi
投稿日時
2017-06-17 20:06:45

脚本家コメント
それなりに重たい話になりそうなテーマなのに、なぜ自分が書くとこうもアレな話になってしまうのか。
前話↓
http://imas.greeーapps.net/app/index.php/short_story/info/uid/16023/seq/1007

コメントを残す
七尾百合子
「おはようございます。杏奈ちゃん、いる?」
望月杏奈
恵美さんが出て行った少し後、ガチャリと扉が開くと、そこには百合子さんの姿。
望月杏奈
「こっちだよ…。おはよう、百合子さん」
大神環
「ゆりこ、おはよー!!」
七尾百合子
「おはよう、二人とも。環ちゃんも一緒にいたんだね」
望月杏奈
なんだか珍しい組み合わせ、と百合子さんは付け加える。
望月杏奈
「百合子さん、少し前に借りてた本なんだけど…」
七尾百合子
「貸してた本?ああ、あの小説の事?現代に転生した武将が伝説のアイドルになるやつ」
望月杏奈
「うん…。ちょっと今、しばらく読む気分になれないかも…って思って…」
七尾百合子
「あはは…。やっぱり、恵美さんの事があったからねぇ。私も杏奈ちゃんに借りたゲームが…」
望月杏奈
百合子さんはそう言いながら苦笑いを浮かべた。
七尾百合子
「まあ、まだ持っててもいいよ。」
望月杏奈
本を返そうとする杏奈を、百合子さんそう言って静止した。
望月杏奈
「ん…じゃあ、百合子さんも、ゲーム、持ってていい…よ?」
七尾百合子
「うん、ありがとね、杏奈ちゃん」
七尾百合子
「そういえば今日は二人一緒なんだ。さっきも言ったけど珍しいね」
大神環
「うんっ!今日はあんなの家でお泊りなんだ!たまきとめぐm…」
望月杏奈
「ビビット!」
望月杏奈
…環ちゃん、あんまり恵美さんの事は公言しない方が良いよ?と耳打ちする。
七尾百合子
「…今、恵美さんって言いそうになってた?」
望月杏奈
「気のせいじゃない…かな?」
望月杏奈
予想通り怪しまれてる…。
七尾百合子
「…もしかして、私に何か隠してることがある?」
望月杏奈
どちらかといえば、杏奈と環ちゃんと恵美さんの三人だけの隠し事…。
七尾百合子
「まさか…恵美さんが今目を覚まさないのは魂が別の次元に旅立っているから?」
七尾百合子
「そうなると恵美さんが意識を失ってしまったことも、その世界へ連れ去るための陰謀が…!」
七尾百合子
「そもそも、恵美さんは二人を守ったって話だから、実は琴葉さんとエレナさんがターゲットで…」
大神環
「ゆりこー、かえってきてー」
七尾百合子
「はっ!!」
望月杏奈
環ちゃんにペシペシと頬を叩かれて我に帰る百合子さん。
望月杏奈
…恵美さんの件、思ったより動揺してない、のかな?
望月杏奈
その辺どうなんだろう。ちょっと気になって訊いてみよう…。
望月杏奈
「ねぇ、百合子さん…。」
望月杏奈
「ねぇ、百合子さわひゃっ!?」
望月杏奈
壁から突然、恵美さんが生えてきた。思わず変な声が出てしまう。
七尾百合子
「突然どうしたの、杏奈ちゃん!?」
望月杏奈
杏奈の言動が気になったのか、思わず後ろを振り返る百合子さん。そこには宙に浮く恵美さんが…。
七尾百合子
「…何もないよ?」
大神環
「あー…ゆりこは見えないんだ」
七尾百合子
「見えないって何が!?幽霊!?お化け!?妖怪!?できれば精霊がいいな!!」
望月杏奈
慌てふためく百合子さんを、恵美さんが楽しそうに見ている。もしかして、隣の部屋から聞いてた?
望月杏奈
「…たまきちゃん。杏奈の用事、終わったから帰ろっか」
大神環
「うんっ!たまき、お泊り楽しみだぞ!ね?」
望月杏奈
何もない…と百合子さんには思われる方に話しかける環ちゃん。実際は恵美さんがいるんだけど。
七尾百合子
「環ちゃん、そっちに何がいるの!?ねえ!!」
望月杏奈
「お疲れさまでした…」
七尾百合子
「待って!私一人にしないでー!!」
望月杏奈
ごめんね、百合子さん。ここから先の戦いに、百合子さんはついて行けそうにないから…。
望月杏奈
…恵美さん、何か新たなきっかけを見つけられたのかな?

(台詞数: 49)