七尾百合子
(ここはイワヤマトンネル。始まりを告げる風が吹くトンネル。)
七尾百合子
暗くて何も見えない!どうなってるの!?
望月杏奈
山の中にできた、自然の洞窟だ、よ…。だから、光も刺さないの。
七尾百合子
そんな…これじゃあ前に進めないよ…。
ロコ
こんな時は、ロコに任せてください!
ロコ
この何の変哲も無い豆電球を…ロコナイズ〜〜!!
七尾百合子
わっ!周囲が明るくなった!ロコちゃんって、『フラッシュ』が使えたんだね!
ロコ
ロコナイズですよ〜!
望月杏奈
これで、先に進める…ね。
七尾百合子
(その後)
七尾百合子
ここ、岩タイプのポケモン多すぎ!イワークとかイシツブテとか!
望月杏奈
杏奈…もう疲れた、よ…。
七尾百合子
朝なのか夜なのかさっぱりわからないけれど、時計を見る限りでは夕方だね…。
七尾百合子
よし、ここをキャンプ地とする!!
望月杏奈
百合子さん…逞しくなった、ね…。
ロコ
最初はテリブルだと言って震えていましたよね。
七尾百合子
何度も野宿をしているんだもん。慣れるよ。
七尾百合子
…それに、思ったよりワクワクはなかったし。
望月杏奈
ワクワクって…。
ロコ
何を期待していたんですか、何を。
七尾百合子
き、期待なんてしてないもん!
七尾百合子
…よし、テントの完成!あとは周りにポケモン避けの『むしよけスプレー』を撒いて…。
望月杏奈
百合子さん…百合子さんにピッタリの、良いものがある、よ…。
七尾百合子
えっ、何々?アイテムでも拾ったの?
望月杏奈
これ…『あまいミツ』。これを使うと、野生のポケモンが寄ってくる、よ…!
七尾百合子
ふんっ!!
望月杏奈
ああ!それを捨てるなんて…とんでもない…!
七尾百合子
私をどんな人だと思っているの!?
ロコ
ええ…?
望月杏奈
うちのご主人が、気難しすぎる件…。
(台詞数: 30)