七尾百合子
(ミリオン魔法学校に来てから1週間が経った。)
七尾百合子
(百合の巣窟、ユリフィンドールに入れられた時は、どうなる事かと思ったけれど…)
七尾百合子
(今は何事も無く毎日を過ごせている。)
望月杏奈
百合子さん…次は、呪文学の授業…だよ。
七尾百合子
あっ、いけない。ノートを寮に忘れてきちゃった。取ってくるから先に行ってて。
七尾百合子
…えっと、確か寝室のベッドの上に…あれ?中に誰かいる?
七尾百合子
(この寮、寝室は他の生徒との共同部屋なんだよね…。最初は怖くて眠れなかったなぁ。)
七尾百合子
授業の無い先輩が寝ているのかな?とりあえず、静かに出入りしよう。
七尾百合子
失礼しまー……
七尾百合子
ッ!!??し、失礼しました!!
七尾百合子
……ハァーー。先輩達ったら…。これが無ければ普通の寮なのに!
望月杏奈
…あ。おかえり、百合子さん。
七尾百合子
あと7年、これが続くのかぁ。はぁ…。
望月杏奈
えっ?
七尾百合子
(その後)
ロコ
いいですか、スチューデンツ!マジックはスペルとリズムがインポータントです!
ロコ
正しくスペルを唱え、リズミカルにステッキを振ってくださいね!
ロコ
上手くできたら、クラスにポイントをプレゼントします!
七尾百合子
(1年間で、先生たちから最も多くの点を貰えた寮は、その年の終わりに表彰されるんだって。)
七尾百合子
よーし、私も頑張るぞ!
ロコ
ステッキのリズムは「ビューン・ヒョイ」ですからね。それではスタートです!
七尾百合子
く、クレッシェンドブルー!クレッシェンドブルー!(ブンブン)
七尾百合子
あ、あれぇ?何も起こらない…杖が壊れているのかな?
望月杏奈
杖の振り方が良くないし…呪文も間違っている、よ…。
望月杏奈
百合子さんのは「クレッシェンドブルー」…正しくは、「クレシェンドブルー」…。
望月杏奈
こんな風に…クレシェンドブルー!(ビューン・ヒョイ)
望月杏奈
『ゴロゴロ、ピカー!』
七尾百合子
わっ!?杖から青い稲妻が!
ロコ
エブリワン!ミス・モチヅキがやりましたよ!
ロコ
ユリフィンドールに10ポイントプラスです!
七尾百合子
す、凄い…よし、今度は私も!
七尾百合子
ハッピ〜エフェクト!ハッピ〜エフェクト!(ビューン・ヒョイ)
七尾百合子
…あれぇ?今度は何が違うの?
望月杏奈
「ハッピ〜」と、「エフェクト!」の間に…ちょっと休みを入れるの…。
望月杏奈
あまり入れすぎちゃ駄目、だよ…具体的には…半角スペース1個分くらい…。
七尾百合子
ややこしい!!
(台詞数: 36)