双海亜美
ひそひそ だからこれを……こうやって……
双海真美
おお!亜美、それは名案だよ~!
双海亜美
しーっ!声が大きいよ真美!
双海真美
しかし亜美殿、おぬしも悪よの~。
双海亜美
いえいえ、お代官様ほどではありませぬ~。
双海亜美
\カッカッカッ…/ あ、誰か来るよ!
双海真美
亜美、早く隠れるよ!一体誰が来るのかな!?
天海春香
(ガチャ)おはようございま~……
天海春香
(ガチャ)おはようございま~……!!!?
天海春香
(な、なんで事務所の入口にバナナの皮が!?)
天海春香
(まさか貴音さんの捨て忘れ……いや、それにしてはあまりにも形が整った置かれ方……)
天海春香
(あっ!あそこに見えるのは……!)
双海亜美
(キタ━━━d(゜∀゜)b━━━!! はるるんキタ―――!!!)
双海真美
(これは上玉ですぞ~!)
天海春香
(やっぱりあの二人かーーー!)
天海春香
(くっ、私としたことが……ぬかった……!こ、このままじゃバナナの皮を踏んじゃう……!)
天海春香
(い、いやまだだ!まだ慌てるような時間じゃない!)
天海春香
(よく考えるのよ春香!今からこれを如何にかわすか考えるのよ!)
天海春香
(すでにわたしは事務所への第一歩を踏み出そうとしている……)
天海春香
(そしてその足元に、狙ったかのように置いてあるバナナの皮……仮にバナ川さんとしよう)
天海春香
(このまま普通に一歩を踏み出せばバナ川さん(仮)で転んでしまう……)
天海春香
(しかし、それだけはあってはならないことよ!)
天海春香
(『こけ芸の伝道師』(自称)、『100年に1人のコケリスト』(自称)と呼ばれるこの私……)
天海春香
(ものに頼ってコケるなんて、世間が許しても私のプライドが許さないわ!)
天海春香
(はっ!そうこうしてる間にも着実に足が……!)
天海春香
(私としたことがなんたるミス……!このままでは亜美真美たちの思うつぼに!)
双海亜美
(真美真美~!はるるんが踏むよ!もうすぐ踏むよ!)
双海真美
(落ち着くんだ亜美くん、はるるんはまだ踏んじゃいないぞ!)
双海亜美
(いいや!限界だ!踏むね!)
天海春香
(くっ、隅で言いたい放題言って……!)
天海春香
(とは言ったものの、まだどうやってかわせばいいのか……)
天海春香
(こうなったら、も持ち前の運動神経でかわすしか……)
天海春香
(私だってダンスやってるもん!伊達にトップアイドル(自称)やってないもん!)
天海春香
(うおおおおおお!!!)
天海春香
(私、天海春香を……
天海春香
(私、天海春香を...舐めるな!)
天海春香
どんがらがっしゃーん
双海亜美
チェックメイトー!かかったねはるるん!我らのバナナトラップに!
双海真美
……いや、亜美!よく見るんだ!バナ川さん(決)が無傷だ!
双海亜美
なん……だと……!
双海真美
まさかはるるん、己の力で転ぶことでバナ川さん(決)をかわした……?
双海亜美
さすがはるるん……ただでは転ばなかったか……。
双海真美
『コケ神に愛されしもの』の異名は伊達じゃないね……!
天海春香
(……なんとか自力で転べたわね)
天海春香
(亜美、真美、それとバナ川さん(決)、あなたたちは強敵だったわ……)
天海春香
(けど、私の方が一枚上手だったみたいね……皮だけに)
天海春香
ふふふふふ……
天海春香
ふふふふふ……ははははは……
天海春香
ふふふふふ……ははははは……おーほっほっほっほ!
天海春香
ふふふふふ……ははははは……おーほっほっほっほ!ゲホッゲホッ!
(台詞数: 50)