七尾百合子
ふふふ、今日の私はいつもと一味違う!
七尾百合子
朝の占いでも魚座は一位だったし、血液型占いでも一位だった!
七尾百合子
読みたかった本もすぐに買えたし、自動販売機で当りも出た。
七尾百合子
今日は私にとって最高の一日になるに違いないよ!
七尾百合子
(ガチャ)おはようございまー…
七尾百合子
(ガチャ)おはようございまー…す?
北沢志保
はい、あ~ん…。
望月杏奈
あ~ん…(もきゅもきゅ)
七尾百合子
え?え?何これ?どうなってるの!?
望月杏奈
あ、百合子さんおはよう。
北沢志保
百合子さん、おはようございます。
七尾百合子
あ、おはよう志保に杏奈ちゃん。
七尾百合子
じゃなくてこれはどういうことなの!?
七尾百合子
(はっ!待って。これはもしかして…最近噂になってるあんしほ!?)
七尾百合子
(家ではお姉ちゃんな志保と甘え上手の杏奈ちゃんによる新たなるジャンル…)
七尾百合子
(でも志保には環ちゃんがいるのにどうして…)
七尾百合子
(もしかして…環ちゃんだけじゃ物足りなくなって杏奈ちゃんにまで手を出したのかな?)
七尾百合子
(でもあれだけ環ちゃん一筋だった志保だからそれは考えにくいな…)
七尾百合子
(…違う。違うよ!これは今日の運勢が良い私の為に神様が用意してくれた贈り物に違いない!)
七尾百合子
(あんしほという新たなるジャンルにより私の妄想もより一層はかどるに違いない!)
七尾百合子
(むふふ…。)
七尾百合子
(………。)
七尾百合子
でも杏奈ちゃんは渡さないよ!
望月杏奈
百合子さん…何言ってるの?
北沢志保
きっと妄想のし過ぎでおかしくなってしまったのよ…可哀想に。
七尾百合子
そんなんじゃないから!
七尾百合子
あんしほという新たなジャンルは私にとって嬉しいけど…
七尾百合子
やっぱりあんゆり…もといゆりあんが一番だよ!
七尾百合子
それにゆりあんって何だか美味しそうな響きだよね。
北沢志保
はい、あ~ん…。
望月杏奈
あ~ん…(もきゅもきゅ)
七尾百合子
無視しないで!?
北沢志保
だって…ねぇ。
望月杏奈
ねー。
七尾百合子
意思疎通してる!?
七尾百合子
今日の二人なんだか変だよ。特に志保。どうしちゃったの?
望月杏奈
まぁ知らなかったらびっくりするよね。杏奈も最初はびっくりしたから。
七尾百合子
一体何があったの?
望月杏奈
別になんてことないけど、今朝志保に言われたんだ。
北沢志保
「杏奈って…何だか環に似てるわよね。」
七尾百合子
………それだけ?
望月杏奈
それだけ。
七尾百合子
ずるい!私の時は構ってくれないのにどうして志保には心を許してるの!?
望月杏奈
だって今の志保、杏奈の言うことなんでも聞いてくれるんだもん。
七尾百合子
………。
七尾百合子
私も杏奈ちゃんの言うこと聞くから混ぜてー!(あんしほ最高!)
(台詞数: 46)