七尾百合子
ドラマシアターコンテストかぁ。どんな作品が入賞するのかなぁ。
七尾百合子
何にせよ、面白い作品が入賞するといいなぁ。
望月杏奈
甘い、甘いよ…百合子さん…。
七尾百合子
杏奈ちゃん!甘いってどういうこと?
望月杏奈
入賞すれば…ボイスが付く…この意味、わかる?
望月杏奈
つまり、ロコのあんな台詞や…こんな台詞にも…ボイスが付くの…。
七尾百合子
ッ!?あんな台詞や…こんな台詞にも…!?
ロコ
「ユリコ…だ〜いすき!」
ロコ
「にゃんにゃん。ロコにゃんですにゃ〜。」
ロコ
「ロコ、ファーストエクスペリエンスなので…その…優しくして?」
七尾百合子
やろう!杏奈ちゃん!勝利を我が手に!
望月杏奈
うん!…規約に反さない…ギリギリを攻める感じで…!
七尾百合子
(その後)
七尾百合子
書けない…いざとなると書けない…!
七尾百合子
何故だ…ロコちゃんとのラブストーリーのアイディアは頭の中にあるのに…。
七尾百合子
既に子供は3人くらいいるのに!
望月杏奈
他人から高評価を…もらわないといけないから、だよ。
七尾百合子
杏奈ちゃん!
望月杏奈
まず一次審査…その後にはユーザ投票による二次審査があるから…。
望月杏奈
入賞するには…運営とユーザ…どちらにもウケる作品でないと、ね。
七尾百合子
そうか…確かに、自分の好きなことを書くだけなら、コンテストに投稿しなくていいんだ。
七尾百合子
受かる事を考えるから難しいんだ!
望月杏奈
頑張って、百合子さん。みんなから評価される、良い作品を…書いて、ね。
七尾百合子
うん!とりあえず、夜伽のシーンは外しておこう…。
望月杏奈
……あくまで、規約遵守だから…ね?
七尾百合子
(その後)
ロコ
ユリコ!聞きましたよ!
七尾百合子
ロコちゃん!?ど、どうしたのかなぁ、そんなに慌てて…。
ロコ
ユリコがロコのセクシャルなドラマをライトしているって本当ですか!?
七尾百合子
ぎくぅ!!…ま、まっさか!そんなわけないじゃない!私たちベストフレンドだよ?
ロコ
だったら今書いていたドラマを見せてください!
七尾百合子
ああっ!なにをするだァーー!!
ロコ
なになに…?タイトル「チェンジ・ザ・ロコワールド」
ロコ
「これまでの日々、これからの日々。それはキャンバスの上の絵のようなもの。」
ロコ
「そう思った時、自分がずっと他人と似た絵を描いている気がして、それがたまらなく嫌でした。」
ロコ
「描きたい。素晴らしい絵を、誰にも描けない絵を、誰にも真似できないロコだけの絵を。」
ロコ
「変えたい。平凡な日々を、ちっぽけな世界を…退屈な自分自身を。」
ロコ
「それが、ロコのアーティストウェイなんです。」
ロコ
こ、これはいったい…?
七尾百合子
えっと…私なりに、ロコちゃんの心の内を書いてみたくて…だ、駄目かな?
ロコ
……まあ、セクシャルなストーリーじゃないし、良いと思いますよ。
七尾百合子
本当?よかったぁ…。
ロコ
ただ、せっかくならもう少し明るいストーリーだと嬉しいですね。
ロコ
それじゃあ、執筆頑張ってください。ファイトです!
七尾百合子
うん!ありがとう!
七尾百合子
…………あ、危ない!ボツ作品を取っておいて良かった!本当はこっちなんだよね!
ロコ
「ダメです!そんなに激しくされたら…ロコの世界が、オルタナティブきかなくなっちゃいます!」
ロコ
「インフォメーションがオーバーフローしちゃちますぅぅぅ!!」
七尾百合子
だって書けないもん!真面目な一人語りなんて書けないもん!しょうがないよね!
望月杏奈
何度も言うけど…規約の範囲内で、ね?
(台詞数: 50)