春日未来
–––––20XX年、世界は闇の魔力につつまれた。
春日未来
–––––世界中に悪魔達が跋扈し、人間社会は崩壊の危機を迎える。
春日未来
–––––人類は科学の結晶を以って抵抗を試みたが、闇の眷属の前では完全に無力であった。
春日未来
–––––突然姿を現した理不尽に人々が呆然とし、全てを諦め絶望しかけた、その時–––––、
春日未来
–––––1人の少女が、立ち上がった。
春日未来
『魔法少女マジカル☆ミライ! 世界の危機を救うために頑張ります!』
春日未来
–––––彼女の名は春日未来。普段はごく普通の女子中学生として毎日を過ごしているが……、
春日未来
–––––その正体は、社会の裏側から秩序を守る魔法少女“マジカル☆ミライ”であった。
春日未来
『マジカル☆シャボン! ……そしてシャボン玉に閉じ込めた悪魔たちから魔力を吸収!』
春日未来
–––––少女は魔法の杖を片手に、次々と悪魔達を無力化していく。
箱崎星梨花
『………………………。』
春日未来
–––––そして未来の前に立ちはだかる、闇の眷属の最高幹部。その正体は–––––、
箱崎星梨花
『えへへ。未来さん、お久しぶりです!』
春日未来
『星梨花……!? どうしてここに……!?』
春日未来
–––––自分が良く知っている幼馴染だった。
箱崎星梨花
『……私は、あの御方の悲願を叶えるためにこの力を得ました。』
箱崎星梨花
『それを阻むのであれば……幼馴染といえども、倒さなければいけませんね。』
春日未来
『お願い……目を覚ましてよ、星梨花!』
春日未来
–––––そして未来は数々の敵を退け、“魔王”の居座る漆黒の城へと辿り着く。
春日未来
『ここが世界に危機をもたらしている魔王の居城……。マジカル☆ミライ、いきます!』
春日未来
–––––城内の悪魔は高い魔力を有していた。しかし、覚悟を決めた未来の敵ではなかった。
春日未来
–––––そして少女は、魔王の居座る玉座の間へと辿り着く。
天海春香
『フフフ……あとは人々から集めた生命力をこの聖杯に注ぐだけ……全ては計画通り。』
天海春香
『……あなたがここまで辿り着くことを除いてはね……。』
春日未来
『世界に脅威をもたらしている魔王、アマーミ・ハルシュタイン……!』
春日未来
『これ以上の悪行は私が許しません! 聞かないのであれば……力尽くで止めます!』
春日未来
–––––そして拮抗し合う上級魔法の嵐。その最中、魔王の口から発せられる自身の正体。
天海春香
『……私も、少し前までは魔法少女だったんだよ。世界の平和を誰よりも願っていた、ね。』
天海春香
『……なのに、どこで道を間違えちゃったんだろうね……。』
春日未来
–––––そして明かされる、魔王の本当の目的。
春日未来
『……あなたの目的は分かりました。でも、それじゃ本当の意味での救いにはならない!』
春日未来
『……次の一撃で、あなたの目を覚まさせてあげます!』
春日未来
–––––そして決着の時は近付く。
春日未来
『これが私の全力全開! スターダスト……、』
天海春香
『ならばこちらも最大最強の闇魔法で応戦するとしよう。ダークネス……、』
春日未来
『ブレイカーーーーーッッ!!』
天海春香
『オーバーロードッッ!!』
春日未来
–––––光と闇が交差するとき、世界の命運が決まる–––––。
天海春香
『……マジカル☆ミライ……いいえ、未来ちゃん……あなたなら、どうする?』
春日未来
『……………私は……。』
春日未来
–––––劇場版《魔法少女マジカル☆ミライ 〜闇からの侵略者〜》
春日未来
–––––同時上映、《まじかるちぇーん☆ぷっぷかちゃん 〜みやねこちゃんとの珍道中〜》
春日未来
–––––2016年10月、制作中止決定!
(台詞数: 43)