百瀬莉緒
はい、到着。ここが私の店よ。情報屋、莉緒の店。簡単にはわからないでしょ?
望月杏奈
えっと…その……雰囲気のある…店ですね…
百瀬莉緒
あら、お世辞なんていいのよ。寂れたボロ店なのは事実だから。
エミリー
それで情報の件なんですけど…
百瀬莉緒
そうね〜……バグボム…ボソッ(小さな羽虫を二匹後ろ手に飛ばす)
百瀬莉緒
さっきも言ったと思うけど危険な情報なのよ…
百瀬莉緒
だからあなた達の実力が分からないとなんとも…(さて、この虫に気づくかしら…?)
望月杏奈
杏奈達…きっと大丈夫ですから…!教えてください!
百瀬莉緒
そうね〜…(そろそろ当たるわね…どうするのかしら)
エミリー
ふふ、気づいてますよ。水針(水の針で虫を刺す)
望月杏奈
流石に森に住んでたらわかるよね。リーフシールド(葉っぱが盾となり爆発を防ぐ)
百瀬莉緒
あら、なかなかやるのね。
望月杏奈
これで情報を教えてもらえますか…?
百瀬莉緒
残念。これは試験を受ける前の審査みたいなものよ。
エミリー
試験…ですか?
百瀬莉緒
悪魔の里付近は危険な魔獣とかも多いからね…それを凌げる力が無いのには教えないの。
望月杏奈
じゃあその力があるかどうか確かめるのが…試験…?
百瀬莉緒
そうよ。うーん…そうね〜じゃあ……(水の魔法と木の魔法…か…)
百瀬莉緒
よし!試験の内容は決まったわ。雷竜の鱗を取ってきてくれる?
エミリー
雷竜って……竜族と戦えと⁉︎
百瀬莉緒
あら、できないの?なら情報は売れないけど…
望月杏奈
やります!杏奈一人でも…絶対に…やってみせます!
百瀬莉緒
おお、よく言った〜、でもう一人は?どうするの?
エミリー
他に情報も……時間もありませんし…やります!
百瀬莉緒
はい、じゃあ雷竜のいるであろう場所への地図ね。洞窟の内部は自分で探索してね。
百瀬莉緒
けしかけといてなんだけどさ…無理はしなくてもいいからね?
望月杏奈
はい…!頑張ります…‼︎
エミリー
(雷竜…雷……ですよね…。私の魔法でどこまで対抗できるか……)
エミリー
(でもここを乗り切れば…大きな進歩に…!)
エミリー
杏奈さん…全力で頑張りましょう!
望月杏奈
うん!
百瀬莉緒
ま、頑張ってね〜
(台詞数: 32)