望月杏奈
おはよう…ございます……
永吉昴
おはよーーっす
永吉昴
ん?いま何か物音がしなかったか?
望月杏奈
あっ…あそこに……
七尾百合子
ふふふふ……
永吉昴
何だ百合子か、おはよ。どうしたんだそのカッコ?
七尾百合子
あ、あれ?意外と反応が薄い…?
七尾百合子
我が眠りを妨げる愚か者よ…
永吉昴
あー、いつものか。
望月杏奈
そっと…しといて、あげよ…?
七尾百合子
ちょ、ちょっと!?
七尾百合子
見てください!この禍々しい【真祖たる吸血鬼 ーノスフェラトゥー】の姿を!!
永吉昴
今日はまた随分仰々しい設定だな。
望月杏奈
元に戻るまで…時間…かかりそう……
七尾百合子
泣きますよ!!?
永吉昴
はは、ゴメンゴメン。
望月杏奈
どうしたの…?その、姿…
七尾百合子
よくぞきいてくれました!これは私の前々からの悲願である……
七尾百合子
「戦闘力が高そう」で「威圧感のある」姿なんです!!
永吉昴
………何だそりゃ。
望月杏奈
えと……何で…そんなの…欲しかったの?
七尾百合子
プロデューサーさん争奪戦のためです!
永吉昴
は?
七尾百合子
甘くみてはいけません!とても熾烈なんですから!!
永吉昴
そ、そうなのか……
七尾百合子
ある時は召喚されたゴーレムの戦闘力に膝をつき……
七尾百合子
またある時は謎のカプセルを沢山持ったナースの威圧感に圧倒され……
七尾百合子
腕が4本あるマッド・ドクターには手も足も出ず…
七尾百合子
私にもマイティセーラーがありますが、それだけでは少し厳しくなってきたんです。
七尾百合子
ですが!今のこの姿、真祖となった私ならもう負けません!今度こそプロデューサーさんを……
望月杏奈
こちょこちょ………
七尾百合子
ひ ゃ あ あ ぁ ぅ ぅ ぁ あ ぁ ぅ な に す る ん で す か ぁ ぁ
永吉昴
負けるだろうな……
望月杏奈
うん……
七尾百合子
ま、負けませんよ!
永吉昴
……よし。じゃあ、あそこに夜勤明けで寝ているプロデューサーがいるわけだが……
永吉昴
首スジに咬み付いてこいよ。
七尾百合子
ええ!!?
永吉昴
吸血鬼なんだろ?ほらほら。
七尾百合子
そ、それは過激すぎるというか教育上よくないというか18禁というかそれに痛いかも知れませんし
永吉昴
何言ってんだ?首をちょっと咬むだけでいいんだぜ?何もそんな痛いほど強くは…
七尾百合子
……はっ!?そ、そうですよね!痛いのは私の方じゃないし逮捕もされませんよね!!
七尾百合子
ううう…じゃあ…失礼します…失礼します……あの、ホントに失礼しちゃいますよ……?
永吉昴
(杏奈!)
望月杏奈
グイッ↓
七尾百合子
んむっ
七尾百合子
〜〜〜〜〜〜っ!!??
七尾百合子
ふあああ!?プロデューサーさん!?ち、違うんです!!これは、その……!
永吉昴
ダメそうだな…
望月杏奈
だね……
(台詞数: 50)