中谷育
志保さん!わたし、今日から頑張るね!
北沢志保
ええ。よろしくね、育ちゃん
北沢志保
(カフェのお仕事が忙しいからプロデューサーさんに増員をお願いしたのだけれど…)
北沢志保
(何故育ちゃんなんですか?「これも社会経験だ」って言っていたけれど、少し早い気が…)
北沢志保
とりあえず、注文を取るところから始めてみようかしら
中谷育
お客さんが食べたい物を聞いてくればいいんだね!
北沢志保
ええ。でも…お客さんじゃなくて、お客様よ
中谷育
わかった!お客様だね!
如月千早
こんにちは
北沢志保
千早さん。こんにちは。お仕事の帰りですか?
如月千早
えっ?え、ええ。そうなのよ。お仕事の場所がたまたま近くだったのよ
如月千早
そんなことより…店員さんが増えたというのは本当?
北沢志保
えっ?あぁ、そうなんですよ。今は育ちゃんがヘルプで来てくれているんです
中谷育
千早さん!いらっしゃいませ!わたしがお席に案内するね!
如月千早
ありがとう、育…ふふっ♪
北沢志保
(それにしても、何で育が働きはじめたことを知っているのかしら?)
中谷育
志保さん!千早さん、ホットコーヒーとチョコムースだって!
北沢志保
わかったわ。じゃあ次は、ケーキとコーヒーをあちらのテーブルのお客様に持って行きましょう
北沢志保
私がお手本を見せるから、真似してみてね
北沢志保
(その後、飲み込みが早い育ちゃんは、接客の仕方を次々と覚えていった)
北沢志保
…あら?これは千早さんのオーダーね。育ちゃんは忙しそうだから私が運ぼう
北沢志保
お待たせ致しました。コーヒーとチョコムースです
如月千早
…………ありがとう
北沢志保
(露骨に嫌な顔をされた…?)
如月千早
……あの、コーヒーもう1杯お願い
北沢志保
えっ!?今お渡ししたばかりなのにいつの間に空に!?ホットなのに!?
如月千早
それと……次こそは……いえ、何でもないわ……
北沢志保
……?
中谷育
志保さん、難しい顔してどうしたの?
北沢志保
それが……私もよくわからないのだけれど……
北沢志保
とりあえずもう1杯持って…
北沢志保
M「志保ー!こっちにもオーダーまだー?」K「圧倒的志保ちゃん不足だよ志保ちゃん!」
北沢志保
あの2人、また騒がしくして!
中谷育
志保さん。千早さんにはわたしが運ぶから、向こうを見てきて
北沢志保
育ちゃん…わかった、お願い。そこのお客様、お静かにできないなら追い出しますよ?
北沢志保
……まったく、あの2人ときたら…あら?
如月千早
うふふ♪
北沢志保
(千早さん、すごく嬉しそう。きっと育ちゃんの接客が良かったのね)
中谷育
あ、志保さん!わたし、上手にお仕事できたよ!
北沢志保
ええ。凄く頼もしいわ、育ちゃん
中谷育
えへへー♪でも、喫茶店って色んな事するんだねー
中谷育
お客様のコーヒーを混ぜたり、フーフーして冷ましたり、美味しくなる魔法をかけたり
中谷育
店員さんってやることいっぱいなんだねー。わたし、勉強しちゃった!
北沢志保
……………
北沢志保
(どこからつっこめばいいの?)
(台詞数: 45)