七尾百合子
読書の秋!
永吉昴
えー、スポーツの秋だろー?
ロコ
いいえ、アートの秋です!
七尾百合子
秋の夜長に書物の頁を繰る…
七尾百合子
夜の窓辺、やや憂いを帯びた表情を月明かりが悲しく照らす…
七尾百合子
素晴らしいと思いませんか!
永吉昴
えー、けど夜は眠いしよー…早く寝ないと肌に悪いぞ?
七尾百合子
うっ…それはそう…ですけど…
ロコ
ユリコはちゃんとスリープするべきです!
ロコ
というかミッドナイトに突然ラインを送ってこないでください…
永吉昴
あーわかる…たまに3時とかに変な言葉送られてくるよな…
七尾百合子
うっ…本を読んでて伝えたくなっちゃって…
ロコ
こっちはスリープしてるんです…もうちょっとシンクしてください…
七尾百合子
でもでも!それ言ったら昴さんもです!
永吉昴
えーっ!オレが何かしたっていうのかよ〜
七尾百合子
できないと何度言っても無理やりキャッチボールに誘うじゃないですか…
ロコ
あー…
永吉昴
えー、キャッチボール楽しいじゃんかー
七尾百合子
私にはちょっときついです…
ロコ
ロコも…アートしてる方が…
永吉昴
晴れた日の公園でキャッチボールとかいいじゃんいいじゃん
永吉昴
秋の爽やかな風が吹いててさー、紅葉なんかが舞ってたりしてさ
ロコ
そ、そのビューは魅力的です…!
七尾百合子
うぅ…悔しいけどそのシチュエーションはなんかいい…!
永吉昴
だろだろー?だから今度一緒に…
七尾百合子
でも自分でやるとなると…
ロコ
はい…
永吉昴
二人ともつれないなー…
永吉昴
けどさっきから文句言ってるロコも大概だろ?
ロコ
ろ、ロコが何をしたって言うんですか!
永吉昴
いや、アートって言い張って事務所散らかすし…
ロコ
あぅ…
七尾百合子
たまによく分からないものをドヤ顔で押し付けてくるよね…
ロコ
アンノウンなものってなんですか!あれはアートです!アート!
永吉昴
いや…妙にカラフルでゴテゴテしたグラブ渡されても…
七尾百合子
文庫本より大きいしおりなんて邪魔なだけだよ…
ロコ
うぅ…
ロコ
けどけど!オータムのカラフルなリーブスのインスピレーション…
ロコ
様々なフルーツのカラーやシェイプ…
ロコ
アートにぴったりです!
七尾百合子
す、昴さん…分かります…?(ヒソヒソ)
永吉昴
え、えっと…オレにもよく…(ヒソヒソ)
ロコ
そーこー!きーこーえーてーまーすーよーーー!
永吉昴
いや確かに景色は綺麗だしよー
七尾百合子
フルーツは美味しいですけど…
ロコ
なら…!「「でもなんでアートになるかは分からない…」」
ロコ
そんな…「みなさーん、そろそろレッスンの時間ですよ〜♪」
七尾百合子
えっ…あっ!もうこんな時間!
永吉昴
ヤベッ急がなきゃ!
ロコ
あーっ!二人ともウェイトです〜!「急がないと、お仕置きですよ〜♪」
(台詞数: 50)