七尾百合子
こんばんは、ワトソン諸君!
七尾百合子
七つのしっぽがある脳細胞を持つ女、名探偵七尾百合子です。
ロコ
スバル!ハッピーバースデーです!
永吉昴
おう、サンキューな!
七尾百合子
今日の謎はこちら!
七尾百合子
ババン!
七尾百合子
お祝いに隠された謎を解け!
永吉昴
今日も百合子は元気だな……
ロコ
そういうスバルはあまりハッピーじゃなさそうですね?
七尾百合子
今日は9月20日
七尾百合子
そう!永吉昴さんの誕生日です!
七尾百合子
いつものようにバースデーライブが開催され、当然ですが大盛況!
七尾百合子
事務所からは、まつりさん、紗代子さん、環ちゃんがお祝いに駆けつけました!
七尾百合子
そして、今回の謎もまた、アイドル仲間がもたらしたものでした。
ロコ
どうしましたか、スバル?何かバッドなものを食べてストマックエイクですか?
永吉昴
いや、そういうんじゃないんだ。
七尾百合子
それでは、一人ずつ振り返ってみましょう。
七尾百合子
最初はまつりさん。昴さんへはおめでとうの言葉をかけました。
七尾百合子
次に紗代子さん。紗代子さんは、昴さんを誕生日プレゼントの買い物に誘いました。
七尾百合子
最後に環ちゃん。環ちゃんは昴さんを秘密基地に誘って一緒に遊ぶ約束をしました。
ロコ
むむむ、ずばりスバル、なにかトラブルを抱えていますね
永吉昴
……トラブル、いや、そういうんじゃねぇんだ
七尾百合子
ワトソン諸君は気付きましたか?このお祝いの妙な関連性に……
七尾百合子
ここで名探偵七尾百合子の推理の鉄則!その3!ないということも真実だ!
七尾百合子
そう、つまり三人のお祝いには共通点がなさすぎるんです!
七尾百合子
\ナ、ナンダッテー!/
ロコ
ユリコは一人でやっていてフィーリングアローンじゃないんでしょうか?
七尾百合子
……実は時々寂しいの。
ロコ
あ、聞こえてましたか。ソーリーです。
七尾百合子
コホン!では、なぜ共通点がないのでしょう。
七尾百合子
これにはある人間の陰謀が隠されているのです!
七尾百合子
仮にその人間をPとします。Pは三人を呼び出して、こう伝えたのです
七尾百合子
「昴の気をそらしてくれ」と
七尾百合子
Pを慕う三人は、Pの言うとおりそれぞれの方法を使って昴さんの気をそらします
七尾百合子
そして、バースデーライブ終了後、Pは昴さんのもとへと急ぎます。
七尾百合子
Pが渡したもの、それは白とピンクのコスモスの花束でした。その花言葉は「優美」と「純潔」
七尾百合子
昴さんはPの真意に気付くことなく、傷心のまま花束を受け取り健気に喜びます。
七尾百合子
まるで、優美さと純潔さを兼ね揃えたコスモスの花のように……
ロコ
ユリコ?まったくミステリーがアンロックできていませんよ?
ロコ
なぜPはスバルのインタレストをコンフューズしたのです?
七尾百合子
それは、どうしてだと思いますか、昴さん?
永吉昴
え?なんだろう?分かんないや。というか、気をそらせるためだったのか、あれ……
七尾百合子
それじゃあ、ロコちゃん、正解をどうぞ!
ロコ
スバル!Pとそれから、マツリとサヨコ、タマキ、それにユリコとロコからのプレゼントです!
永吉昴
こ、これは……
永吉昴
9月24日のベイ○ターズ対ジャイ○ンツのチケット!番長の引退試合のやつじゃんか!
七尾百合子
そう!Pが三人に昴さんの気をそらさせたのは、このサプライズのためだったのです!
ロコ
じゃじゃじゃじゃーん!
永吉昴
ユリコ…ロコ…みんな……ありがとう!
七尾百合子
名探偵七尾百合子!七つのしっぽの脳細胞に解けない謎はない!続く!
(台詞数: 50)