如月千早
くっ…また…胸の大きさでからかわれた…!
如月千早
そんなに巨乳が偉いっていうの?あんなのただの脂肪じゃない
如月千早
そもそも胸が成長するなんて、腹式呼吸が正しくできていない証拠よ。怠慢よ
如月千早
はぁ…もうこうなったら何か詰め物でも…いいえ、駄目よ
如月千早
そんな自分を、ファンを騙すような真似はいけないわ…あら?
如月千早
あれは…真壁さん?
真壁瑞希
よいしょ、よいしょ…
如月千早
ま、真壁さん!何をやっているの!?
真壁瑞希
如月さん、見られてしまいましたか
真壁瑞希
この胸を寄せてな、この胸を寄せてな、巨乳にしようと思ったのじゃー
如月千早
なっ!?そんな自分の胸を偽ることが許されると思っているの!?
真壁瑞希
待ってください。これは仕方のない事なんです
真壁瑞希
元はと言えば、巨乳派が多数を占めるこの世の中が悪いのです
真壁瑞希
貧乳派もいるにはいますが、少数派、もしくは幼い子が好きな方々です
真壁瑞希
私のような貧乳アイドルが生きていくためには、この程度のことは仕方がないのです
如月千早
そ、そんな…!
真壁瑞希
キャラ作りのためにプロフィールを偽装したりする人もいます。皆さん、生きるために必死です
真壁瑞希
他のアイドルも、私を責めることはできないでしょう
如月千早
(…確かに…一理ある)
如月千早
(このアイドル界で生き残るためには、正攻法以外の手段を取らなければならない時もある)
如月千早
(私にはその勇気が無かった…でも、今は違う!)
如月千早
だったら、私が詰め物をしても、あなたも私を責めないのよね?
如月千早
こうしないと私も生きていけない身なのだから!
真壁瑞希
「そう言うと、如月さんはパットを引っ掴み、舞台に消えていきました」
真壁瑞希
「如月さんの行方は、誰も知らない」
(台詞数: 25)